明日で7月もお仕舞ですが、明日で祇園祭もお仕舞いとなります。
明日の10:00から八坂神社の境内摂社・疫(えき)神社で鳥居に取り付けられた
茅輪(ちのわ)をくぐり、護符が授与されます。
この疫神社夏越祭が、祇園祭を締めくくる最後の行事になります。
今年は松尾大社の夏越の祓には参加できなかったので、明日は飲みに行く前に茅
の輪をくぐって来ようかと。w
疫神社の御祭神は、蘇民将来命(そみんしょうらいのみこと)です。
八坂神社の御祭神は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)ですね。
神話ですが、素戔嗚尊が南海を旅された際、2人の兄弟の神様に宿を請います。
巨旦将来(こたんしょうらい)は裕福でありましたが宿を貸さず、蘇民将来は貧し
いながらも粟で手厚くおもてなしされました。
感激された素戔嗚尊は、後年疫病が流行しても「茅の輪」をつけて「蘇民将来の
子孫なり」といえば災厄から免れると約束されました。
以来、蘇民将来命は、疫病退散の御利益のある神様として信仰されております。
6月30日の大祓式でも茅の輪くぐりは行なわれますが、疫神社では、7月晦日
にも祇園祭の締めくくりとして、茅の輪くぐりがあります。
茅輪をくぐって、茅輪守や「蘇民将来之子孫也」の護符、粟餅の授与もあることです。
炎暑による自律神経の失調や咽喉をヤラれる夏風邪が流行ってるようですが、厳
しい暑さの夏が無病息災で過ごせますように。(念)
今日は庚子の日で、三伏の一つ中伏ですが、三伏の侯は、7月中旬から8月上旬と
一年で最も暑い酷暑の頃です。
陰陽五行説において庚(かのえ)は陽金であり、金は火に伏せられること(火剋金)から、火性の最も盛んな夏季の庚日は凶
とされてきました。
三伏の日には、新しいことを始めたり、旅に出たり、縁談を行うことや、種まき
などをすることは避けた方が良いと伝えられてきました。w
中国医学では「冬の病は夏に治す」という理論に基づき、膏薬を体に貼って冬に掛かりやすい病気を予防する処置が三伏に行われることから「三伏貼」
と呼ばれています。
土用の最中ですが、日本では明日の丑の日にウナギを食べたり、冬の枯渇した玄
気を補うべく黒い食物を摂ったりする養生食の風習があり、
「う」のつくものを食べて縁起を良くしようという風習がありますね。
いずれにせよ、酷暑に心身がヘタらないよう、夏を楽しむようにしましょう。
汗が出るので水分摂取は大切ですが、冷えたものを一度に大量に飲むと、五臓のひとつ「脾(ひ)」の働きが低下してしまいます。
冷たい物は美味に感じますが、麦茶やはとむぎ茶、水にごくわずかの天然塩を入
れるなどミネラルや電解質を含む水分をゆっくり少しずつ摂るのが良いですね。
夏の食養生としては夏の暑さを冷ましてくれつつ、夏に弱りやすい胃腸をいたわる作用を併せ持つ、
キュウリ、冬瓜、ゴーヤなどの瓜類やトマト、ナス、ズッキーニなどの夏野菜を
よく摂りましょう。
夏の消耗を改善する鶏肉、山芋などを合わせて摂ると、より良い効果がありますよ。
ただし、特に立秋までの夏の土用は、五行の土である脾を休めることも大事です。
旬の物が良いといっても、冷たい物が欲しいといっても、摂り過ぎには注意したいところですね。w
もう夏バテしてたり、身体はしんどい方には、夏に用いる漢方薬として、暑さで
の消耗を防ぐ「生脈散(しょうみゃくさん)」や「清暑益気湯(せいしょえっき
とう)」などが有効です。
胃腸の調子が悪くなったり、冷房による夏風邪の症状がある方には、悪寒がする
時に用いる葛根湯よりも、「カッ香正気散(かっこうしょうきさん)」という漢方薬がよく効きます。
整体ならば、調整骨などの頭蓋やC1(第1頸椎)から脳下垂体や視床下部にアプ
ローチして自律神経を整える「波動伝達整体法」が、とても良い効果があります。
内臓の弱り由来の不調ならば、横隔膜、骨盤隔膜、小脳テントを調整して、水を
動かし気血の流れを良くする「水の技法、一の型から五の型」が優れた効果があ
ることです。
これらの技法は、ニーズがあれば特別集中研修で会得していただけます。w
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。^^v
今月も納めとなりましたが、24日までの宿曜陵逼期間にイレギュラーな事態発
生で、プララメールが送受信できなくなってしまいました。^^;
HPからのお問い合わせフォームからはfukuda.ryu@kinokagaku.comに届くように
設定し直してもらいましたが、今までのkinokagaku@palette.plala.or.jpは復旧
できるや否や不明です。。
私のメルアドを記録されてる方は、fukuda.ryu@kinokagaku.comにご変更よろし
くお願いします。
何はともあれ、今日は7月納めの水曜会。
涼みながらの夏の宴を楽しみましょう。w
今日のメニューは、以下の12品です。
1.レタス、京水菜、黄パプリカ、ミニトマトの玉ねぎドレッシングサラダ。
2.湯がきブロッコリー、辛子マヨネーズを添えて。
3.ひんやりと刻みオクラと山芋のネバネバ和え。
4.冬瓜と豚ロースの和風スープ。
5.鶏オレンジレバーの片栗粉コーティング・タイタクミソース炒め。
6.牛バラ肉、黄パプリカ、オクラのインドネシア風ゴレン、スイートチリソース添え。
7.いづみ式モロヘイヤと大葉のてんぷら、ブラックソルトか天つゆで。
8.各種キノコ、白菜、牛肉のすき焼き風きこり鍋。
9.煮込みシイタケの餡かけ。
10.エリンギのバター焼き、醤油掛け。
11.昆布サバの焼いたん、レモンを添えて。
12.小新じゃが芋の昆布・塩茹で、好みでパルメザンチーズを掛けて。