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4月20日、穀雨

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今日は暦の上では穀雨で、この頃の雨は五穀にとって天の慈雨に当たるという謂れがあります。
京都は早朝にお湿りがあり、今日は曇天で肌寒く感じますが、松尾大社では神幸祭が行われました。

松尾大社の神幸祭は、古くは松尾の国祭と称せられており、平安時代から続けられています。
元来は、旧暦3月中卯日に出御、4月上酉日に還御となっていましたが、明治時代から以降は、
4月下卯日に出御、5月上酉日に還御となり、さらに昭和36年からは現在の様に、4月20日以後の
日曜日に出御、それから21日目の日曜日に還御となっています。

私たち地元では、この 神幸祭を「おいで」と呼び、還幸祭を「おかえり」と呼んでいます。

この神幸祭は船渡御があり、桂川を6基の神輿と唐櫃が渡ります。
神輿が大社の拝殿を3周する最後の3周目に、本殿前で神輿を高々に持ち上げます。
拝殿を周回する時には、白い法被を着た各神社の氏子衆が「ホイット!ホイット!」と叫びながら神輿を揺らし、
神輿に付けられた鉦を鳴らしますが、勇壮なものですよ。

松尾大社を出て、休憩地点や阪急の上桂駅を通過して桂離宮横の桂川西岸の土手道に。
土手道から桂川の岸に降り、船渡御に向かいます。
神輿は、1〜3トンの重量です。その神輿を手漕ぎ船に乗せ、対岸(東)に神輿と人を運びます。
30年ほど前までは、川の中を氏子衆が神輿を担いで渡ったものでしたが、今は昔ですね。^^;

今日はカウンセリング&ヒーリングあり、顧問先への指示書作成ありで、祭りには参加できませんでしたが、
4月25日には護持講がありますので、そのとき参加して、酒食を楽しむ予定です。^0^
今、松尾大社には名物の山吹が咲いており、酒に浮かべての一杯が風流ですよ。^^

春は花。華やかな風情が心を弾ませるものですね。
家人からサラダを作っておいてと依頼(厳命?^^;)されましたので、祭り心でちょっと華やかなサラダを作ってみました。
1.バラに見立ててトマトのスライスにプチトマトを乗せ、アボカドの生ハム包みとパパイヤのスライスで囲んだサラダ。
2.レタスとクリームチーズ、八朔のゼリー寄せにプチトマトをあしらったサラダ。
これで佳人が喜んでくれると良いが。(ワラ)

さて、逃避行動に料理に走らず、指示書作成に戻ることにしましょう。^^;
皆さん、佳き日曜日をお過ごしください。