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日別アーカイブ: 2019年6月5日

明日は芒種で午月入り、3日後に6月度の講座を 控えて、本日は水曜会

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明日、6月6日は太陽黄径が75度に至り、二十四節気の「芒種」になります。
芒(のぎ)のある穀物や稲や麦など穂の出る穀物の種をまく時節ということから、
芒種と言われていますが、実際の種まきはこれよりも少し早い時季から行われる
ようですね。

芒種の候は、カマキリが卵から孵り、蛍が現れ出し、百舌(もず)が鳴き始めて、
梅の実が熟して青から黄色に変わる頃です。
これから次第に梅雨めいて、五月雨(さみだれ)の季節に入りますが、蒸し暑い
日が増えて行きます。

屋内の除湿とともに、身体にも湿邪が溜まらないよう、体内の水はけを良くしま
しょう。
湿度の高い時節は、私たちの体の中にも余分な水分が溜まってしまい、体が重だ
るくなりやすく、そのため気分も何となくどんよりしたり、鬱々しやすいもので
す。

湿邪(しつじゃ)は、体のだるさ以外にも、むくみ、下痢のほか、お肌の面では
分泌物の出る皮膚炎などのトラブルも起こりやすくなります。
また、梅雨時の湿気は胃腸消化器系に負担をかけ、胃のもたれ、食欲不振などの
症状も招きます。

湿邪が溜まらないよう、身体の水はけを良くする要は、尿と汗を出すことにあり
ます。
食事の面では、水分を上手に排出するために、利尿作用と発汗作用のあるものを摂るようにしましょう。

腎を強化し、水分代謝を良くする食材は、小豆、大豆、黒豆、えんどう豆、グリー
ンピースなどの豆類や、それらを使った豆腐、豆乳、春雨などの加工品です。
利尿作用のある食材は、緑茶、コーヒーなどの飲み物のほか、キュウリ、青瓜な
ど瓜類や、トマトなど夏野菜に多く、これらには塩分のナトリウムを排出させ、
水分調節を行う腎臓の働きを助けるカリウムがたっぷり含まれています。

発汗作用のある食材は、ショウガ、ネギ、シソ、ニンジン、カボチャ、ペパーミ
ントなどです。
これらには体をポカポカと温め、食欲を増進させる作用もあります。
夏野菜は身体を冷やす作用がありますから、ショウガなどを組み合わせることが
効果的です。

余分な水がなくなれば、全身の血液とリンパ液がスムーズに流れます。
結果として、老廃物が溜まりにくくなり、代謝も上がってカロリーをしっかり消
費できる身体を作れます。

老廃物の除去は、疲労回復だけでなく、自己治癒力や自己復元力にも大事中の大
事です。
痛みを起こす筋硬結や、内臓機能の低下、身体の出力の低下などを改善するにも、
全身の血液とリンパ液の流れを良くすることは、要となります。

気功(エネルギー療法)や経絡、筋膜などを使った整体などでも、部分的な施術
よりも一部から全体に効果が及ぶ施術法は、効果と効率の両面からより有効です。
例えば、頭蓋骨は、発生学上全身の各部分と密接な関係があり、実際に影響を及
ぼしています。

頭蓋フラクタル理論や頭蓋調整クリニアルなどを使って、人への施術だけでなく、
セルフケアもできる方法を取ると良いですね。
人では、髪の生え際から頭のてっぺんくらいまでは矢状縫合があり、
耳の上2横指上くらいから耳の後ろまでは鱗状縫合があります。
触ってみてボコボコしてたりブヨブヨしてたり、強く圧して痛みがあるなら、老
廃物が溜まっている証左です。^^;

縫合を開いたり、動かしたりするイメージで操作する簡単な方法で、身体と頭が
すっきりして、腰や股関節などの痛みが消えたり、可動域が良くなったりするの
は面白いですね。
この方法に到るまで実に多くの時間と費用が掛かりましたが^^;この方法は大
変簡単で便利なので、今月の講座でお持ち帰りしてもらいましょう。w

昨日、高3の男の子が来ましたが、国語と社会が今年になって超苦手になって、
授業で心身に不調が出るようになったとのこと。
教科書を持参させたので、それに触れてTL(筋反射)テストをすると、案の定全
く力が入りませんでした。

因果律上、今年は3年間の習慣や環境の限界点だったので、苦手教科の授業と家
庭学習の改良により効果的なやり方を指導した後、この頭蓋クリニアル法を施術
しました。
仕上げにESR(エモーショナル・ストレス・リリース)を気光療法と併用して施術
すると、苦手で嫌な教科書を持っても、筋力は全く落ちませんでした。^^v
この調子で学習法も改良し、見事受験に合格できると良いですね。^^

他にも一部から全体に弛緩効果をもたらすゆらぎの三法など、講座でお伝えし、
実感してもらいたいことが色々あってウズウズしてます。w
3日後に6月度の気の講座を控えて、本日は6月最初の水曜会です。

いづみは昨日から微熱が出ていて、温邪かと思えば風邪でした。^^;
蒸し暑さや湿気を取るのに除湿は有効ですが、そのために身体を必要以上に冷や
さないようにしましょう。w

薬を嫌うので風邪を掃う家庭薬膳を出し、今朝は大分マシになったようですが、
食事は大事で、食餌に非ずです。
中国の明の時代には「食医」が存在してましたが、現代には家族に「家庭食医」
や「家庭整体師」が居るといいですね。w

今日も少し蒸し蒸ししてますが、湿気と暑さに対抗して、料理を調えておきましょ
う。
今日のメニューは、以下の13品です。
1.刻みオクラとメカブの麺つゆ和え。
2.キャベツのコールスロー、プチトマト乗せ。
3.洗いモズクのそばつゆ・二杯酢合わせ。
4.新玉ネギのスライス、削りカツオ散らし、ポン酢をかけて。
5.カボチャと蒸し大豆の含め煮。
6.エリンギのバター醤油焼き、ホタテ貝見立て。w
7.イカのから揚げ、レモンを添えて。
8.牛肉、空心菜、青梗菜のガーリック炒め。
9.壬生菜と京揚げのあっさり炊き。
10.絹揚げのバター焼き、クルミ味噌を添えて。
11.サバの塩焼き、レモンと大根おろしを添えて。
12.アユの田楽串焼き。
13.南紀の梅干し。(風邪ひきさんは焼酎の湯割りに。w)