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日別アーカイブ: 2019年11月27日

日も短くなり、本日は11月最終水曜会

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11月も最終週になり、冬至を目掛けてどんどん日が短くなって行くのを感じますね。w
9月1日の日の入りは18:24だったのに、一日毎に1,2分ずつ日の入りは早くなってきています。
今じゃ京都の日の入りは16:47になってます。^^;

5時を過ぎると最早暗くて、そろそろ水曜会を始めようかという18:00はもう夜のようです。w
18:00といえば、酉の正刻、暮れ六つの刻ですよね。
昔言われた「逢魔が時(おうまがどき)」「大禍刻(おおまがどき)」が暮れ六つの刻です。w

時刻については、昔の時間は一日を12に分けて考えられていました。
また、日の出日の入りで昼と夜を分け、それを6つずつに分けた不定時制と、2時間毎に時間を割り振った定時制が入り混じっていました。

不定時制の場合、春分・秋分は昼夜ほぼ12時間づつですが、夏至と冬至では約5時間も昼と夜の長さが変わります。
日の出とともに起きて仕事をするための生活時間が不定時制でしょうが、現代の生活には不適ですね。^^;

時間は刻(こく)と呼ばれ、約2時間毎に十二支があてがわれていました。
刻には、2時間全体と中心の時間(正刻)の二つの意味があります。

そして、時間を知らせるために子の刻と丑の刻を9鐘とし、一つづつ減らしていく事で時間を知らせていました。
子の刻は23時〜1時で、正刻は午前0時の暁九つ。
丑の刻は1時〜3時で、正刻は午前2時の暁八つ。

このように進んでいき、午の刻は11時〜13時で、正刻は午前12時の正午で昼九つ。
夕方になると、酉の刻が17時〜19時で、正刻は18時で、暮六つと呼びました。

ちなみに、一刻は2時間ですが、一刻を30分毎に分け、「一つ時・二つ時・三つ時・四つ時」と呼んでいました。

「草木も眠る丑三つ時」という言葉がありますよね。
鬼や死者が現れる時間であると言われていますが、丑の刻は、方位での鬼門である艮(ウシトラ、八卦ではゴン)に入る時刻ですので、鬼門が開き鬼や死者が現れる時間とされています。

古くからの呪術である「丑の刻参り」は、丑の刻に行われた呪法ですね。
然るに、厳密には、丑の刻は1時から3時ですから、丑三つ時は正確には2時〜2時30分です。

人形(ひとがた)、紙代(かみしろ)、藁人形なんかを呪う相手に見たて、それを針で刺したり釘を打ち込んだりなどして、相手を呪う法を厭魅(えんみ)の法と呼びますが、古く奈良時代には確立し、平安時代には庶民にも広まったとか。w
呪詛は、反作用の返りの封じが超困難ですので、恨みや憎悪は呪詛でなく、プラスのバネに活用しましょう。^^;

昔から、暮六つと言われる酉の刻(17時〜19時)は逢魔が時(おうまがどき)といわれ、魔物と遭遇してしまう時間とされてきました。w
人間の時間である昼間が、魔物の時間である夜と切り替わる時間帯ですね。

大禍刻(おおまがどき)とも呼ばれていて、たそがれ時(黄昏時)も同じ意味です。
たそがれ時は、(誰そ彼)から来ていて、顔も良く判別できない暗い状態を表しています。
かわたれ時ともいい、彼は誰?という意味です。

そうであるならば、逢魔が時については、不定時制の時刻の可能性が高いと思われるので、夕暮れ時と覚えておいた方が良いでしょうね。
夏と冬では、夕暮れの時刻も違いますからね。
晩秋から春先までは、たそがれ時はまさに酉の刻でしょう。w

酉の刻、大禍刻は、一日のうち最も禍事(まがごと)つまり災禍災難や凶事の起こりやすい、忌まわしい時間帯のようです。
実は、このことはある意味、現代の社会的生活でも事実なのですよ。ww

禍事(まがごと)の一つに、事故が挙げられます。
警察庁が2012〜16年の5年間に発生した交通死亡事故2万431件を分析したところ、日没時間と重なる午後5時台から午後7時台の3時間に起きた事故件数は他の時間帯と比べて、1.7倍に上っていたことが分かりました。

また、日没前後1時間の「薄暮時間帯」の事故は、11月が最多で、最少だった6月の3倍だったことも判明しました。
一昨年、警察庁は「秋や冬のたそがれ時に死亡事故が多いと言われてきたが、初めてデータで裏付けられた」と発表しましたが、何を今さら。^^;

秋から冬にかけて、夕暮れ時は、闇の魔を祓うべく、明るくヘッドライトを点けて走りましょう。
また、上弦・下弦の半月の頃も、不注意なミスや事故は発生しやすいことも分かっていますので、確認に念を入れましょう。

禍時(まがどき)は、人それぞれに存在するようです。
空亡日や刑・冲重なる日時、駅馬を冲剋する日時、宿曜で業宿から始まる暗黒の一週間入りの日や宿曜陵逼の六害日などは法則性に則ったものです。
知っておくと、「確認と補足の重点期」として活用でき、陰陽の理で、禍事転じて善事(よごと)が作れますね。w

経験律からも、温故知新で自身の過去を顧みると、禍時(まがどき)も発見できるものです。
最低4週間、できれば12週に亘って、2時間ごとの起きたことやできた成果などを記録し、曜日や日の干支、時刻等で比較検討すれば、自分の調子のリズムが捉えられます。
調子の良いときは積極的にもう一歩明日に向かって進み、調子の良くないときは確認と復習に念を入れましょう。

人生、良悪吉凶、陰陽糾える縄の如しといいます。w
治に居て乱を忘れず、乱に居て治を忘れず、良いときは転ばぬ先の杖、悪いときは好転のきっかけを掴むようにしましょう。^^v

今月は特に疼いてる股関節も、これ良いヒーリングの素材と考えて、好転させねば。w
ま、因果律上、今年の発病は発症は、終結・収束のベクトル上にありますので、2年後以内に死ぬようなものでなければ治まるはず。w

奇経を通し公会穴と特効点から痛点を結んだ経絡治療、関節を復調する活法、筋膜のつながりから筋硬結を緩める法、脊椎から股関節の関節包内にある受容体の復調と様々やってみましたが、マシにはなっても解決できない。^^;
だったら、違うやり方を取るべきと幾通りかのエネルギー治療を試み、痛みを人体から別のところに移そうとしたところ、一時は疼きが消えるもののまた返って来くさる。w

そこで痛点に着目して、痛みが治まるポジションからの揺らぎ法を応用したところ、これが今のところ一番効くようです。w
脚の外転挙上から胡坐座のように脚を折り曲げ、足首を内転させたポジションと、大腿骨と足首が直線になるよう脚を折りたたんでから、足首を外旋させて大腿骨をけん引するポジション。
このポジションから振動を与えると、圧痛点が消え、疼きが無くなるので、戻りが出ないか観察中です。w

痛みや不調は楽しみや快いことを阻害しますので、我慢を重ねて無理をすることなく、早めに解決したいものですね。
苦あることそのものを楽しむほど、悟ってもいないし、人間が出来てませんので、試行錯誤を重ねていますが。^^;

そうした中から新たな気づきや技法が発見できると、それを使ってみることが楽しみにもなります。w
浄土真宗の御文章に「それ一切衆生、三悪道をのがれて人間に生まるること、大きなる喜びなり」とありますが、大きな喜びが今なくとも、ささやかなよろこびは日々の中で実感し味わって行きたいものですね。

今日は新月にて、日の入りから夜は一段と暗いことでしょうが、月はこれからだんだんと満ちて行きますので、明るい気分を培いましょう。
嵐山、嵯峨野の紅葉はまだ長続きしそうで、まだまだライトアップで明るい夜景が楽しめます。
私は出向きませんが、今宵は11月最後の水曜会にて、ささやかな飲食と歓談を楽しみましょう。w

今夜のメニューは、以下の10品です。
1.菊菜の摺り胡麻豆腐白和え。
2.刻みオクラ、キクラゲ、ワカメの麺つゆ和え。
3.モズクのだしポン酢、おろし生姜。
4.キャベツと赤パプリカのシーザーコールスロー。
5.京蕪の酒粕味噌煮。
6.土佐長唐辛子と京揚げの炊いたん。
7.小松菜、人参、蒸し大豆のバルサミコ酢炒め。
8.鶏もも肉、白菜、エノキダケ、明石麩、豆腐のすき焼き。
9.鶏もも肉の幽庵照り焼きとエリンギのガーリックバター焼き。
10.万願寺唐辛子とブナシメジのバター味噌焼き。