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日別アーカイブ: 2023年10月18日

10月度の気の講座を終えて、またも夏日の本日 は水曜会

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今日の京都は、今のところ雲一つない快晴ですが、再び25℃以上の夏日になりそうです。^^;
最低気温は12℃ということで、寒暖差による自律神経の失調には注意せねばデス。w

第二土曜日の10月度の気の講座は、コロナ禍の時のような少人数になりました。^^;
が、その分、展開が早く進められ、「二重螺旋入力牽引法」などによる斜筋の解除法は7部位全てがお伝えできました。w

私のヒーリング施術では、先ず神経に着目して、経絡・経穴や皮膚・関節包内の感覚受容器からアプローチし、
クライアントの「治療スイッチ」を入れます。
気を電子伝達と捉えて、神経をみてみましょう。

中枢神経は脳と、背骨の中に収まっている脊髄から成り立っています。
中枢神経から手足や内臓、皮膚へと、身体の各方面に網の目のように張り巡らされた電線のようなものが末梢神経です。

末梢神経には、血圧・体温の調節や臓器の働きを調整する自律神経、全身の筋肉を動かす運動神経、
そして痛みや触れた感触などを伝える感覚(知覚)神経があります。

末梢神経は中枢神経に情報を送ったり、中枢神経から情報を受け取ったりする役割があります。
その情報は、電気信号でやりとりしています。
ゆえに、痛みや可動不全のある場合、先ず抹消神経の電子伝達を正常化することが解決の術で、即効の効果があります。

その不具合はほとんどの場合、身体のアシンメトリーな歪みによって生じていますので、
次に、骨格・関節を整え原因を解消し、立位や歩いても崩れないように歪みを正しく整えてあげることが戻りをなくす効果もあります。

それでもまだ痛みが残っている場合が、筋肉の炎症か、筋繊維の拘縮(スパズム)となります。
炎症の場合は、3日程あれば自然に治まります。w
骨膜に付着した筋膜癒着や深部の筋肉繊維の拘縮を解く方法には、六層連動操法やAKS療法のMCR(筋繊維細胞ディープリリース)法などが
良い効果があります。

然るに、筋肉の中や間に斜めに走行している細かな斜筋こそが、痛みを引き起こしているものです。
また、斜筋も筋膜で全身に繋がっているので、斜筋を操作することで感覚受容器が働き、広範囲に効果を及ぼしたり、身体の歪みを整える効果もあります。

例えば、腕の斜筋解除法は、腰から首上までの痛みや不調にも効果を及ぼします。
90度X3と軸圧ベクトルを合わせたポジション設定さえ覚えれば、後は雑巾を捻じるように二重螺旋を描いて軽度牽引するだけで、筋肉の痛みが消え可動域が
良くなります。

この方法は、次回も復習を兼ねて再展開する予定です。w
講座では、別途、後頭骨のスクラッチテクニックもお伝えしました。

後頭骨は、フラクタル反射で、前頭骨、仙骨、腰仙関節、仙腸関節、眼球、尾骨などに対応しています。
身体の歪みは必ず頭骨に凹凸の歪みが表れるので、分かりやすいものです。w

生体は死体と違って、実は骨が柔らかく、短時間でも整形ができるのです。w
1分長くて3分以内の後頭骨スクラッチだけでも、全身に良い効果が与えられます。

講座では、伏臥姿勢で骨盤を軽く押さえ、伸ばした脚を上げる背面SLR検査をしましたが、全員大きく可動域がアップできました。w
次回は、これに加えて前頭骨のクラニアルテクニックもお伝えしましょう。

頭蓋骨も、「治療ベクトル」でお伝えしたように、歪みの法則があります。
頭蓋の歪みの法則に従って検査し、骨膜を操作するだけなので、誰でも簡単に頭蓋の施術はできることです。w

人体は二足歩行で、反時計回りの地球の自転と引力に立ち向かわねば、成長できません。
ゆえに、体内の時計回りの上昇螺旋力が生命力ともいえるでしょうが、その螺旋が人体の歪みや老化にも作用しているようです。^^;

斜筋の拘縮も、身体を捻じることによって生じていますが、人体は構造も動きも螺旋を描いているものです。
螺旋を意識して追及することで、また色々な可能性が見えてくることでしょう。w

次回は、人体の法則性から、2つの展開を考えています。
モルフォセラピー理論による人体の歪み調整テクニックで、筋膜・骨膜を操作して、内から身体を復元する法。
ニューロナビゲーション理論による伸張反射を応用する全身調整テクニックで、
法則ベクトルに沿って手足の末端から脳の電子伝達を良くし、全身を整える法。

身体の部位に特化した施術法は、幾百と存在しています。w
が、例えば五十肩でも膝痛や腰痛でも、結果として最終的にその部位が痛んでいることがほとんどで、
本人が自覚してない原因となっている箇所を正常化しておかないと、仮にその場では良くなったとしても、またぶり返すことになるでしょう。^^;

幾つもの不調や痛みがあったり、日によって変わる不定愁訴だったりは、箇所を追いかけて行っても解決・解消にはならないものです。
例えば、肩や首、腰や膝・足などが全て左側に痛みが出る場合、内臓では肝臓由来、心理では女性由来の深部原因があることでしょう。w

こうした場合は、中枢神経に働きかけたり、間脳や視床下部などの原始脳を目覚めさせる手立てが効果的です。
内臓・体性反射⇔体性・内臓反射、内臓・体壁反射、TL(セラピー・ローカリゼーション)クラニアル法を活用することが良い効果があります。

整体という観点では、T1(胸椎1番)からL3(腰椎3番)までが自律神経を司ってるので、
その歪みを正常化し、副交感神経を優位にすることが手立てとなりましょう。
中医学の整体法では、腹部などへの按・摩法や推・拿法にも、良い効果があります。

武術とヒーリング施術の似ているところは、千もの技を持っていても、実戦で使用するのは3つほどということでしょう。w
最も効果的な施術法とその組み立ては、如何にすれば最高の効果を発揮するのか?
たとえ、AIを使っても、その答えはないでしょうね。w

「人間は考える葦である」とはパスカルの言葉ですが、これからも考えて行きましょう。w
今よりも良いと思える手立てがあるなら、できることからできる範囲でできるだけ前に進むのみです。^^;

思い起こせば、還暦の時、先天性の股関節の障害で、毎年3か月から最長6か月
もの手術入院を繰り返している双子の年長幼児が来ました。
経絡・経穴はこの機能障害に通用せず、私の持つ整体技法では全く良くならず、
3か月ほど毎日悩みに悩んだことでした。^^;

ギャラクシーエージェンシー社から今までのまとめとなる著作を出す予定でしたが、それは頓挫したまま、
色々な観点からのヒーリングを考え、実践してきました。
編集者からの連絡は絶えてありませんが、この子たち家族は、今も時々通ってくれてるのが嬉しいことです。^^

それが、この9年間の進化・成長の起爆スイッチであり、礎でもあります。w
富や地位・名声を得る欲はあまりないのですが、縁に応じて分を尽くすべく、仕事である役立ちのグレードとスケールは成長させたいものです。w

成長もまた、螺旋曲線を描きます。
同じような苦や困難のある事態や状況に遭った時、進化への曲線に乗り、同じ轍を踏んで同じ苦を味わうことのないように。^^;

ヒーリングと料理も、似たところがあります。
前にうまくいったからそれでよしと漫然と構えず、より良くなぁれと念じつつ、
さらに工夫できまいかと考えることですね。w

日常生活の意識も第二なことですが、たまには非日常を味わうことも、脳には良い効果があります。
20日からは指示書作成の集中期に入るので、明日はいづみと琵琶湖探訪の非日常。w

「近江舞子に父を亡くした母親を連れて行ってあげたい」というので、その下見です。
シーズンオフなのでランチに良いところがあるかどうかですが、焼きおにぎりなど用意して、JRに乗って焼酎でも飲んでようかと?w

さて、本日は講座よりさらに少ない参加者の水曜会です。w
今日のメニューは、以下の12品になります。
1.京水菜、赤パプリカのコールスローサラダ。
2.サニーレタス、サラダ菜、レタス、ロースハムの胡麻ドレッシングサラダ。
3.豚ヒレ肉のトンカツ。
4.赤都地鶏、白菜、赤パプリカの幽庵・リンゴ酢中華風炒め。
5.伏見ぽた小揚げのチーズ焼き。
6.茶エノキダケの中華炒め。
7.豚肉とシメジのオイスターソース炒め。
8.いづみ式蛯名高原ソーセージ入りジャーマンフライドポテト。
9.牛肉、男爵芋、ニンジン、玉ねぎ入り肉じゃが。
10.海老芋のから揚げ。
11.さやいんげんの黒胡麻だし醤油和え。
12.アブラカレイの煮付け。