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冬の土用を控えて、本日は水曜会

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1月度の初月例講座では、わずか5名の参加でしたが、内容的には良いスタートが切れました。w
如何なる苦痛や障害があっても、今までのやり方に拠らず、違う観点からのアプローチをすれば改善は可能だということがある程度実証できたかと思います。

コロナ禍に伴って、まだまだ寒く暗い候ですが、16日の甲子日より一白水星からの陽遁が始まります。
気学九星の運行のように、逆行することなく、前へと順行して行きたいものですね。

17日は冬の土用の入りです。
この日から2月2日の節分までが、冬の土用期間になります。

「土用」は、「土旺用事」の略で、土が旺(さかん)になり用事(働き・支配)をする期間です。
立日(立春、立夏、立秋、立冬)前の18日間を差しますが、季節の変わり目に当たり、次の季節の準備に入り、身体にも変化が生じやすくなります。

土用は、土を休めることが大事とされてきました。
五行の土は、人体では脾・胃にあたり、消化機能を損ねないよう過多な飲食は避け、胃腸を休めるようにしましょう。
五味では甘味に当たるので、でんぷん・糖質に頼った食事や間食もよろしくはないですね。w

五行で土は、味覚、思慮(取り越し苦労、憂い)、記憶力、歌うなども意味します。
よく味わうことも良く、歌って発散するも良く、次の準備に記憶することも良いでしょうが、取り越し苦労や思っても解決にならないことを思って憂いを持つのは、非生産的心労に他なりません。

不安は心配を持っての取り越し苦労や、疑心暗鬼はオニを呼ぶことで、負の想念は負の事態を招くものです。
また、思い出しては苦を再認識する思い出し苦労や、過去に目を向け恨み憎しみ悔いることも、未来を明るく開けません。

ふとそうなるときは、姿勢を正して、視線を40度から45度上に向けましょう。
人間、そうすれば嫌なことは思い出しにくく、幸せを感じるセロトニンが分泌しやすくなります。w

不安を持ったり、嫌なことを思うと、筋出力がとたんに衰え、抵抗力や免疫力も落ちてしまいます。
この時期、コロナウィルスに罹患しないためにも、明るい明日を思い、今できることで楽しみや喜びを味わいましょう。

土用といえば、丑の日ウナギを思う人が多いものですが、それは平賀源内の呪。w
夏の土用は十二支の未で、その対極にある丑の日に、縁起を担いで「う」のつくものや、
枯渇した冬の玄気である黒い物を食べることが夏の養生食となっています。

尤も、ウナギは秋から冬にかけてが本当の旬で、脂が乗ってて美味いのですから、ウナギは旬食としては良いもんです。w
国産ウナギはめっぽう高くなり、中国産には何がエサやら怖いものもありますが。^^;

冬の土用は丑の土気ですので、夏の枯渇した火気を補うのが良く、赤いものがお勧めです。
対極の十二支、未の日を選んで、「ひ」のつくものを食べるのが縁起食ですが、現代の陰陽師、そこには別段拘りません。w
小豆(あずき)、赤肉(羊でなくってもw)、マグロ、ずいき芋、トマト、紅大根、赤カブなどが赤いものも色々ありますね。

然るに、土が旺じる期間は、土剋水の理で、水気の腎・膀胱・子宮・骨・耳・腰から下を傷めやすい期間です。
冬は特に寒いので、自然と腎臓が縮こまります。^^;

その理でいえば、腎を強化するべく、玄気の黒い物を摂ることや海産物、大豆製品を摂ることが良い効果があります。
ウナギも良いですが、海産物の昆布、海苔、ワカメ、ヒジキ(「ひ」が付くやん。w)、黒豆、黒胡麻も優れもんです。w

1月の講座では、地球の磁力と人体の磁力が共鳴すること、水のエネルギーと人体の水もフラクタル共鳴することをやりました。
フラクタル(相似性)といえば、大豆と腎臓も形が似てるので、フラクタル共鳴するのかしらん。w

人体には、まだまだ解明できないことが多く、脳などはその最たるものです。
病名が付いても、あるいは病名も原因も判らない不調や苦痛が、今までの方法では解決できなくても、今までとは違った観点と方法から解決できれば良いですね。

病名を怖れず、老化を懼れず、治らないなどと告げられた言葉に畏れずに、苦痛ある状態に甘んじないで改善を図りましょう。
できることから、できる範囲で、できるだけ、少しでもより良くなるよう改め、続けて行くことですね。

多くの慢性疾患は生活習慣から生じるもので、食生活は直接の大事です。w
また、いつ食べるか、誰と食べるかも大事ですが、独りで飲食する時も、ただ空腹を満たすのではなく、五味を美味しく味わって食べることが心身に良い効果があります。

あ。この五味というのは、五行ではなく、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の五味覚です。^^;
辛味は、味覚ではなく、痛覚ですので、ほどほどが良しですね。w

食事は大事、食餌に非ずです。w
人と食べるときは、歓談・談笑しながら、笑顔で食べることが心身の糧になりましょう。

今夜は新月ですので、心身のデトックスに効果的ですが、月は今日から満ちて行きます。
日曜からの土用に備え、また29日の満月を目指して、希望や喜びや楽しみも膨らんでくると良いですね

そんなことを考えつつ、水曜会の料理が調いました。w
今日のメニューは、以下の10品です。
1.京豆腐「半熟こくとろ」のだしポン酢、温豆腐。
2.ラム肉のジンギスカン焼き、辛子水菜を添えて。
3.牛バラ肉、シメジ、キャベツのオイスターソース炒め。
4.壬生菜と京揚げの炊いたん。
5.カボチャ、ニンジン、玉ネギのポーク・野菜コンソメスープカレー。
6.マグロと辛子水菜の玉ネギドレッシングカルパッチョ。
7.鮭のハラミの炙り焼き、レモンを添えて。
8.聖護院かぶらの和風とろみ餡。
9.京絹揚げのバター焼き、クルミ味醂味噌をたっぷり添えて。
10.大根の昆布漬け。