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日別アーカイブ: 2015年1月12日

本日末伏、庚申日、水曜会

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今日は、立秋後初の庚(かのえ)日で、三伏の末伏(まっぷく)に当たりますね。
朝一番は涼味がありましたが、雲はどんよりと、湿気が多くてムシムシしてる京都です。^^;

古来は、火性の盛んな夏場の庚の日は、「金が火に剋される」ということから縁起の悪い日とされ、
種まきや旅行、婚姻、病気の治療などは控えられたものでした。

韓国では火が金気を剋する三伏の候は、今も滋養食を食べる習慣があり、
今日の末伏(マルポッ)は参鶏湯(サムゲタン)や補身湯(ポシンタン)などがよく売れてることでしょう。w

他にもよく伏日に食べられる料理は、チャンオ(鰻)、チュオタン(ドジョウ汁)、ヘムルタン(海鮮鍋)
などがありますが、これらに全て共通するのは、すべて「熱い料理」だということです。w

暑い季節はひんやりと冷たい料理が好まれそうですが、意外ですね。
実は、これは「以熱治熱(熱を以て熱を治す)」という漢方の方法で、暑さからくる食欲不振や気だるさを、
熱い料理を食べて解消しようとするものです。
韓国語は使ってないので、ずいぶん忘れてしまいましたが、確か「イヨルチヨル」と発音するのではないかと?w

日本でも、「三伏の候、暑中お見舞い申し上げます」という文言がありますが、特に三伏の行事はないようですね。

今日の庚日は、庚申日なので、むしろ庚申(こうしん)さん参りがポピュラーですね。
古来には庚申待(こうしんまち)という民間信仰があり、これは庚申の日に神仏を祀って徹夜をする行事でした。

中国の道教が説くところでは、人間の身体のなかに三尸(さんし)という虫がいて、
60日ごとに回ってくる庚申の夜、人間を早死させようと、人間が眠っているすきに抜け出して天帝に悪口を告げるのだとか。w
天帝はそれを聞いて人の寿命を決めるのですが、この日、身を慎んで徹夜すれば三尸は上天することができず、
したがって長生きできるのだと、平安貴族などはこぞって庚申の集いをしたものでした。w

古えの中国の人々には、階層、性別をこえて広くこの教えが信じられ、実行されていました。
これが奈良時代に伝来し、以後さまざまな民間信仰と結びついて広まっていったのが、日本の庚申信仰です。

日本最古の庚申堂といえば、京都の祇園にある八坂庚申堂ですが、庚申日はご縁日で、
今も、庚申日の朝から翌朝まで庚申待ちを行っています。

以前、何度か行ったことがありましたが、この日は厄除けコンニャク焚きのご接待が受けられます。
猿形に抜いたコンニャクを3個、北を向いて無言で食べれば、無病息災が得られるとか。

庚申堂のご本尊は青面金剛ですが、青面金剛はこの三尸の虫を喰ってしまうので、いつの頃からか、
庚申待ちには、この青面金剛を本尊として拝むようになり、庚申イコール青面金剛となったようです。

庚申日に青面金剛尊に睡眠をささげて、一晩一心に願い続ければ、如何なる願いも叶うそうですよ。
昔、行じたことがありますが、一晩徹夜で夜明けまで一心に祈り続けるのは中々の苦行ではありますが。^^;

庚申堂の境内には、いたるところに猿のぬいぐるみが括り付けられていますが、これが「くくり猿」。
願いをを叶えようと努力しようとするとき、欲望の心が動いて、怠けたり、成就を妨げようとする、
それを開眼秘法を施された猿にくくりつけ、庚申さんにうまくコントロールしてもらうためのアイテムですね。

何かの欲望を一つ断って、大事な願いを叶えようとする庚申の祈り。
陰陽論理からも、心理学的にも、一理ある方法だと思います。^^

さて、本日は酔妖会、ちゃう水曜会。(笑)
決して徹夜はいたしませんが、ほろほろと酔いつつ、夏の夜を楽しみましょう。^^

愛猫だったフミがクロスのあちこちを引っ掻いた名残を直してもらい、廊下と階段が見栄えよくなりましたよ。
明日は迎え火を炊いてやろうかと。w

5時を回り、料理も仕上がりました。
今日の水曜会のメニューは、以下の12品です。

1.鶏手羽元、ニンニク、唐辛子、キムチ、豆腐のチゲ。
2.富山の本誓寺の了元和尚からいただいた昆布入り蒲鉾と小松菜のナムル和え。
3.豚肉のオープンオムレツ。ハバネロソースかタイのナームニャオを掛けて。
4.切り干し大根の二杯酢和え、煎り胡麻まぶし。
5.豆腐、豚肉、ゴーヤの沖縄風チャンプルー。
6.じゃこピーマンの京風炒め煮。
7.コハダのオイル漬け。
8.手羽先の塩コショウレモン焼きと子ジャガイモの塩吹き。
9.ヒジキ、エノキ、刻み揚げ、4種豆の炊いたん。
10.鶏皮のパリパリ揚げ。
11.水ナスの一夜漬け。
12.素朴に梅干し。w

福田 龍博

旧八朔前日、本日、9月度気の科学体験講座。

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明日は、旧暦八月一日で旧八朔ですね。
丁度、朔日が新月と重なりますが、旧暦八月十五日の仲秋の名月は9月27日です。
十五夜ではありますが、翌日28日が実際の満月となります。

空も澄んできますので、月末日曜日の月見も楽しみですね。^^

本日は第二土曜日なので、月例の気の科学体験講座があります。
新月においては、 身体の「浄化」や「解毒」に最適で、何か新しいことを始めるのにも適しています。
新たな試行や気づきを得て、参加者の方々に秋が喜びや楽しみで満たされますように。(念)

頭部の疾患や肩、首の不調、大腸の症状、精神的症状にも大変効果のあるツボを使って、
脳内に「エンドルフィン」を分泌させ、脳が感じていた痛みやストレスを解除する方法も試してみましょう。
肺・大腸系の経絡を繋げることによって、この効果がさらにぐっと増すことを発見しました。^^v

欠けて行く下弦の月は、「解毒」「洗浄」「発汗」「散髪」「乾燥」「固定」などの作用があります。
その力は、新月に近づくほどは強まって行きますので、今日明日はそのピーク時ですね。^^

手術や治療などは全て、この時期に行うのが効果的で、手術の成功率が高く、回復期間が短くてすみます。
傷口からの酷い出血ということもなく、醜い傷跡が残る度合いも少ないのです。

家事では、消毒や掃除、洗濯などは効果が高いということになります。
台風一過して、空気は乾燥し、晴れ間も多いので、布団干しにも最適ですね。^^

夏の布団やタオルケットを消毒乾燥して仕舞い、秋からは少しずつ身体を温めることが大事です。
実は、秋こそ、人体には最も冷えるシーズンになりますから。

朝起きたとき、足を触ってみて、もしも冷えてるなら、既に冷えが始まっていますよ。^^;
足の冷えは、腎にタタリを為し、水の代謝を悪くして浮腫んだり、身体が重だるくなる因となります。w
全ての痛みに冷えは厳禁で、秋から冬の諸症状に対しても、冷えを防ぐことが予防になります。

秋の薬膳としての効果的な食材や、風呂の効果的な入り方と禁忌などについてもお話ししましょう。

さて、料理も着々と仕上がりつつあります。
1.自然薯のすりおろし、和風だし醤油絡め。
2.豚肉、白菜、人参、シイタケの四宝菜。
3.白菜、カニカマ、スィートコーン、九条ネギのとろみ餡、揚げ蕎麦かけ。
4.男爵芋の粉吹きパルメジャーノチーズ掛け。
5.丸ごと玉ネギ、人参、冬瓜の豚骨ガーリックカレー。
6.ニシンと揚げ出しナスの合わせ煮。
7.鶏手羽元の香味揚げ、レモンを添えて。。
8.タイプリック入り鶏ミンチと玉ネギのつくねバーグ。
9.ヒジキ、4種豆、ブナシメジのあっさり炊き。
10.豚バラ肉、マイタケ、小松菜の生姜・オリエンタル炒め。

これらで、講座後の懇親会を楽しみましょうね。^^v

本日、今年最終、12月度気の講座

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12月2日から入った八専期間中、やはり雨が降りましたが、明日13日で八専終り。
今朝は雨も上がって、11日から始まった嵐山花灯路も、賑わうことでしょう。
買い物に出るにも、嵐山への車の入りがめっぽう多かったですよ。^^;

22日の冬至を目指して、陰気はますます増して行きます。
根菜を摂り、人との和気を大事にして、陽気を養っていきましょう。

昨日の京都は異様に暖かい気温でしたが、冷えはこれから増して行きます。
冬の冷えは、腰、膝、股関節などに疼痛を及ぼしやすいものです。(実感。^^;)

冷やさぬように、また関節や筋が固まらないように緩めることが大事ですね。
暖房の際は、これから流行るであろうインフルエンザの予防に、部屋の加湿と換気を心掛けましょう。

膝、腰の痛みには、O脚が要因となっているケースが多いものです。
日本人の9割はO脚傾向にありますので、加齢とともに膝、腰の痛みは生じやすいものです。

変形性膝関節症や先天性O脚も含めて、O脚は生活習慣が症状を助長しています。
が、それらのO脚は全て、一日5分の軽い運動で治すことができます。

O脚強制グッズを使って、却って膝や腰を傷めることにならないよう注意しましょう。
痛みと不具合には、奇経と公会穴、特効点を用いて、気を通すことが効果的です。

今日の講座は、この方法を実体験しましょう。
両足の踵を着けて立ったとき、膝に指2本以上の隙間があればO脚ですが、この方法で、
即座にどれだけの違いが出るのか、実験するのが楽しみです。w

また、14日の甲子日から、運気律上、九星の日々の運行が陽遁を始めます。
このリズムの変化を営みや取り組みに活かして、効果的な活用を図りたいものです。

納めと仕舞いの意識行動を通じて、良かったことをしっかり収め、良くなかったことを納め、治めましょう。
冬至からは、「一陽来復」の意識行動が、陽気と明るい展望を招くことでしょう。

冬の柔らかな陽光を心に、今日も一日、充実しましょう。^^

さて、懇親会の料理も調いました。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.近江蕪の味噌炊き。
2.タンドリーチキンと玉ネギのバーベキューソース炒め。
3.煮カボチャの合挽きミンチ甘辛そぼろ餡。
4.鶏肩肉のニンニク生姜竜田揚げ、プチトマトを添えて。
5.牛バラの焼肉、茹でブロッコリーを添えて。
6.絹揚げ、木綿豆腐、畑菜の香川風けんちゃん煮。
7.ヒジキ、ホワイトブナピー、ひよこ豆、レッドキドニーの炒め煮。
8.バイ貝、和風だしの玉こんにゃく。
9.里芋の煮っ転がし。
10. 絹揚げ、白ネギ、合挽きミンチのニンニク味噌・ガーリックラー油炒め。
11. 大根の京漬け物、花びら盛り。

気の講座はこれが納めですので、忘年会のような懇親会にしましょう。
法則講座と嵐山嵯峨巡りのハイキングと瞑想の集いがまだありますので、27日が行事納めですが、
翌年の傾向と対策などのカウンセリングやヒーリングは、正月三が日以外は開いています。
また最終水曜会は12月30日、年始行事は1月3日に予定していますのでご参加ください。^^v

西院にて春日祭の夜、祭り気分満喫。

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11日は、西院(さいいん)の春日祭の最終日。
夕刻から、祭り気分を味わいに行ってきました。

私、生まれは桂離宮の裏ですぐ近くに春日神社の末社もあり、高校時代も西院は通学区だったので春日祭は
知ってたのですが、ついぞ今まで行ったことはなかったのです。^^;

朝方降っていた雨も止み、今宵は晴れての春日祭参り。
1.先ずは石の鳥居をくぐって、境内へ。

2.鉾立て神事の後、お神輿が帰って来ます。
春日通りの両側に立ち並ぶ屋台と、すごい人混みの中、神輿入りも大変ですね。

3.慣れてるのか、人混みの中、平然と白馬が歩いてましたよ。w
4.夜の神社の本殿、昼とは違った風情で、春日神社の夜参りも初めてです。

コンビニで500mlのハイボールを買って、屋台を色々楽しんでみました。
5.肉巻きおにぎり棒の屋台。
6.滋賀の高島名物、とんちゃん焼きの屋台。とんちゃんと言うのに謎に鶏肉。w
7.神戸牛の串焼き、バラ1本500円の屋台。
8.お好み焼きを箸に巻いてタレを掛けたはしまきの屋台。
いやあ、やっぱり、祭には屋台があるのがいいなあ。^^

西院と言えば、京都三大ディープゾーンの一つ、折鶴会館のあるところ。
9.久しぶりに行ってみたら、外装が新しくなってましたよ。
今日は行ったことのない店に行きたかったので、腹ごなしを兼ねてカラオケ居酒屋「よりみち」へ。
前歯の抜けたマスターと居合わせたお客さんたちと盛り上がって、飲むわ歌うわ。(笑)

ここには乾きものしかなかったので、何か食べようと阪急西院駅の横に出ると、なんと、龍彌発見。w
彼の友達数人とも久しぶりの邂逅でしたが、みんな元気で、感じよい青年になってました。^^

10.龍彌に勧められて、串かつとテール煮の店「様様」へ入ってみました。
龍彌いわく、おとーちゃんのテールに次いで旨いからと。w

確かに味も良く、酒も進むぜと楽しんでたら、龍彌乱入。^^
友達は女の子の居る店に行くので、ボクは彼女が居るのでこっちに来たとのこと。w
11.親子3人、揃って盛り上がりました。(笑)
お客さんの寝屋川の中学の先生達とも会話が弾み、いやはやよく話し、よく飲んだこと。w

おかげで帰宅したら、午前2時。^^;
良い子、年寄りは、夜更かしは控えめにしましょうね。(自爆)