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日別アーカイブ: 2020年11月4日

明日から真如堂秘仏厨子ご開帳を控えて、11月 最初の水曜会

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11月最初の連休期間が終わりましたが、例年ほどではないにしろ、京都の観光客もずいぶん増えてきました。
外国人観光客がほとんどないので、宿泊もゆっくりした物見遊山も都合が良いことでしょう。
尤も、私にとっては連休感もなく、諸々の無料仕事で明け暮れしてましたが。^^;

明日は、真如堂の「お十夜法要」がある日で、5日から15日が開催日ですが、今年は中止になりました。
十日十夜かけて講員が鉦を打ち阿弥陀仏を念じる法要で、いつもなら最終日15日に、秘仏御本尊が開帳されます。

ところが!今回は、5日から15日までの期間中、本尊阿弥陀如来立像はお厨子を開帳されます!
いつもなら、年に1回だけ、11月15日のみの秘仏開帳で、間近で拝見できますので、行けるといいなあ。w

この秘仏のご本尊は、平安時代の比叡山の高僧・慈覚大師円仁の作です。
一木造で、九品来迎印の阿弥陀如来立像の中では最も古いとされています。

女性を救う「うなずきの弥陀」として知られていますが、次のようないわれがあります。w

最澄に師事していた慈覚大師円仁が苗鹿大明神で見つけた霊木で阿弥陀如来像をつくり、比叡山修行僧の本尊として白毫(びゃくごう)を入れて完成させようとしたところ、如来は首を振って拒否しました。
「では京に出てすべての人々、特に女性をお救いください」と頼むと如来は三度うなずいたという伝説から、「うなずきの弥陀」と呼ばれています。
阿弥陀如来像はその後しばらく比叡山常行堂にまつられていましたが、「急いで京に下山させるべし」という戒算上人の夢枕へのお告げを受けて、女人禁制の比叡山から東三条院の離宮に遷座されて真如堂開山へと至りました。

年に一度しかご開帳されない厨子には、本尊阿弥陀如来が不動明王と千手観音を脇士に従えておられます。
普通、阿弥陀三尊の形式では、中央阿弥陀如来の脇仏は、観音菩薩と勢至菩薩なので珍しいものですね。w

向かって左の不動明王も平安時代の作ですが、陰陽師・安倍晴明の命を救った念持仏で、晴明逝去後に当寺に納められました。
晴明が不慮の死に遭った時、家に祀っていた不動明王像が閻魔大王に直談判し、蘇生させたと『真如堂縁起』に記されています。
現代の陰陽師としては、ぜひともご対面したいところです。w

向かって右の千手観音も同じく平安時代の作で、伝教大師最澄作と伝わる観音様です。
千手観音には延命・病気平癒・夫婦円満・恋愛成就などの現世利益があり、多くの手であらゆる人々を救済してくれます。
六道輪廻の思想に基づく六観音の一体ですが、今年は千手観音様が司る年ですので、これは仏縁働くチャンスかも?w

真正極楽寺真如堂は左京区にあり、くろ谷さん「金戒光明寺」のお隣にあります。
初めてバスで行かれる方は、よく最寄りの「真如堂前」バス停で降りますが、ここからのルートは急な上り坂のため、膝に応えます。^^;
「錦林車庫前」バス停からは8分ほどの徒歩になりますが、この方が便利ですよ。w

ちなみに、バスは京都駅始発の市バス5系統の銀閣寺・岩倉行きか、17・100系統の銀閣寺行きに乗って、錦林車庫前で降りると良いです。
四条河原町からは5・17系統銀閣寺方面、三条京阪からは5系統、四条京阪からは203系統銀閣寺方面が出ています。

7日は立冬なので亥月に入りますが、戌亥は阿弥陀如来が司りますので、仏縁が働いてるかも?w
連日の予約もない今日この頃ですので、平日にでも出かけて、ご対面して祈念してまいりましょう。
女人救済、成仏を願って、いづみを連れてくと良いですね。w

昨年からの学習と研究もコロナ禍のおかげで時間が十分取れたので、やっと一段落しそうです。
地球と人間のエネルギー構造のフラクタル共鳴現象から、再び人体のフラクタルを見直してみて、遠位施術に有効な方法も見つかりました。

頭蓋のラムダ縫合が腰仙関節と共鳴することや、糸状縫合がそのまま頸椎1〜7番、胸椎1〜12番、腰椎1〜5番と共鳴すること。
鱗状縫合が腸骨、股関節、殿筋、ハムストリングスと共鳴することや、顎骨と咬筋がハムストリングスと共鳴することなどです。

蝶形骨調整は全身を整え回復させるのに大変有効ですが、肩甲下筋から心臓の機能を回復させるクラニアル法だけでなく、プテリオンが膝と共鳴して正座に苦のある症状にも有効なことが分かりました。
頭頂骨も背中だけでなく、肋骨とも共鳴することが分かったので、動作痛のある症状で関節包内T1・T2受容器センサーを解除する方法にもより効果を高めるべく活用できます。

誰でも簡単にできて、縁ある方の苦を解決・解消してあげられるよう、操作法をまとめて行きます。
ファシアを動かす、勁の応用でソリトン波を届ける、ゼロG・P・Tポジションからの揺らぎ法などをまとめるに当たって、また閃いたことがあって、それも今年の課題ではありますが。w

とにもかくにも、日にちが経つのが早過ぎるようで、たまには非日常も楽しみたいところです。w
できる範囲で、日常習慣や環境からちょっと離れて、良い刺激を脳にも与えましょう。

さて、本日は11月最初の水曜会です。
飲食と歓談で、ささやかな非日常ながら、良い気を養ってください。w
今日のメニューは、以下の12品です。
1.キャベツと赤パプリカのコールスローサラダ。
2.カリフラワーの温野菜、辛子マヨネーズで。
3.クジラのお刺身、生姜醤油で。
4.いづみの実家の獅子唐の乾煎り、削りカツオと醤油で。
5.豚肉、エノキ入り鶏胸肉ミンチつくね、キクラゲ、白菜、人参、シメジ、豆腐入り胡麻豆乳鍋。
6.鶏胸肉の湯がき裂きと水菜のタイ風オリエンタルソース和え。
7.四川風麻婆絹豆腐、青ネギを散らして。
8.椎茸、甜面醤・合わせ赤味噌カツオ昆布だしの牛肉・玉ネギ・ジャガイモ煮込み。
9.ヒジキ、黒胡麻、蒸し大豆、シメジの炒め煮。
10.湯引き小松菜のだし醤油絞りと煎りちりめんじゃこ、白ゴマの和えたん。
11.鮭のハラミの炙り、レモンを添えて。
12.日の菜の昆布だし・塩で一夜のお葉漬け。
世が世なら、身が身なら、このお葉漬け、〆にワサビとちょっぴり醤油を垂らして、お茶漬けにしたらサイコーなんだけど。w