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日別アーカイブ: 2022年2月12日

本日は第2土曜につき、2月度の気の科学体験講 座開催

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木曜日は伏見稲荷大社の初午大祭に行ってきました。w
1.土日であれば、例年なら10万人を超える参拝者ということでしたが、コロナのおかげで空いてたこと。w

到着は昼前でしたが、それでも当日しか授与されない「しるしの杉」と「成就の鍵」のセットは完売されてました。^^;
なので、私は「しるしの杉」と別途、常売されてる「成就の鍵」を購入し、いづみは店用の「しるしの杉」をゲット。w

昼は大社の傍にある店で、稲荷寿司と雀の串焼き、鰻の蒲焼きでビールを一杯。w
それから四条へ寄って焼肉でハイボール飲んだ後、先斗(ぽんと)町を三条まで散策し、再び四条へ木屋町を下りました。

3時から開いてたはずの「きみや」が5時からに変更されてたので、近くの「鳥せえ」で焼き鳥ちょい飲みセットと違う焼き鳥を追加してハイボールと焼酎を。w
するともう5時近くになってたので、「きみや」に寄って、パセリのナムルにバケットを薄切り焼きにしてもらってハイボールで乾杯。w

流石に腹が膨れていたので、〆の中華そばは断念して帰宅しました。^^;
が、やっぱり家でも飲み直しするので、まあこの夫婦、よく飲むことよ。w

前日の水曜会でも多分私が一番飲んでたと思うけど、
それでも酒が残ることもなく、元気で外飲みできるのは何よりです。(ワラ)

昨日は2件の予約カウンセリングを済ませ、今日は2月度の気の科学体験講座。
ですが、参加者はまた減り、会員の食いしん某君は火曜から風邪ひいてダウンとか。^^;

病院ではコロナは陰性と診断されたとのことですが、オミクロンの方が症状は軽かったかも?w
人工透析が週3回から2回に減ってたのですが、この風邪で1回になり、それでも支障がなければ人智を超える所業かと。(ワラ)

類は類を呼ぶというか、私の周りの親しい人には寅卯空亡が多いのですが、失念と油断には注意して、学びを意識して行動して行きましょう。w
2月度の講座は、先ず上半身血行路の開放から始めましょう。

皮膚の真皮の下から癒着を剥がし、下部動脈の圧迫を解放し、毛細血管の血流と再生を促し、筋膜の滑走まで良くする技法です。
気血水の血という観点から、血流を良くするのが主目的なのですが、副効果として首と肩の可動域、腕の内外旋、結滞動作が良くなり、浮腫みや痺れも改善することができます。

鎖骨ついては鎖骨下動脈を圧迫しているのは、大胸筋・小胸筋、僧帽筋、三角筋、鎖骨下筋の4部位です。
これらをリリースすることで、呼吸が楽になり肺活量が確実に増大するし、身体の可動域も良くなることが体感できます。

前回やった皮膚剥がし法では、鎖骨下筋、僧帽筋、肋間筋から内胸動脈を開放して、胸腺からのナチュラルキラー細胞などの分泌を活性化するものでした。
この血液活性化療法に、さらに効果を上げる天城流医学技法を2つトッピングしておきましょう。w

次の展開は、拮抗圧という観点からの脳神経の電子伝達を再起動する方法です。w
拮抗圧は、筋肉や関節というより、神経に働きかける作用があります。
筋肉の硬結を解き、関節の可動を改善しても、神経からの痛みを消せず、神経伝達の異常から可動域が改善しないケースは多いものです。

逆に、神経伝達を正常化させ、痛覚などの神経をリセットすることによって、筋肉や関節が正常化することが多いものです。
私の基準では、神経>関節>筋肉の順位が、人体の問題解決の優先順位になるかと。w

以前は、均等圧から神経に働きかける技法を展開してきました。
二点一字一方では、関節から筋肉の方向に合わせて指腹を撫でて行き、反射点は狙わずに止まった処で均圧にすれば、途中の硬結や痛みが消えるものでした。

均等圧という観点からの発見は、四肢の筋力を即座にアップさせる螺旋入力がありました。
腕ならば、仰臥させた体側から約23.4度開いて延ばした腕に、手首から腕の軸圧に沿った水平圧と、二の腕上腕二頭筋から真下への垂直圧を均等に5秒ほど掛けることによって、伸筋が再起動し筋力が蘇るものです。

観点が違って、拮抗圧という捉え方をすると、違った技法が生まれました。
数年前のストレッチ拮抗圧技法では、座って足を伸ばし足先に手がつくように前傾姿勢になるとき、身体が固くて指もつかない人に用いてたやり方です。

両肩を後ろから掴み、前傾しようと状態を前に伸ばす人の動きを止めて邪魔し、3秒ほど力を拮抗させてから、前へと補助してあげると楽に足先に手が届くようになるものです。w
この拮抗圧の理は、様々な屈曲や挙上動作を楽にさせるのに役立ちます。

例えば、正座に難がある人では、伏臥して両下脚を尻へと押すと、踵が尻に着かないものです。
この場合、拮抗圧から神経を再起動させるに、踵を尻へと押す力に拮抗させて、ふくらはぎを逆に脛側に引くことによって拮抗状態を作り、3秒ほど待ってから再検査すると、動きがずっと改善します。

この理を応用すれば、色んな可動域制限に役に立ちますし、セルフケヤーも遠隔ヒーリングにも活用できます。
要は、動かない制限の少し下で、動く条件を作ってやれば、その制限が解除されるわけです。w

例えば顎先に手の指先甲側を触れ、肘を上に挙上させると、たいてい45度くらいから上には挙がらないでしょう?
そこでもう一方の手で肩を掌で固定し、ポーズ制限1mm下くらいで手をグッパ・グッパと握ったり開いたりを20回ほど繰り返します。
そうすれば、もう一度再テストしてみると、今度は断然、挙上が楽に行けるでしょう。w

これはセルフケアのやり方ですが、施術なら拮抗圧を用いれば、3秒で簡単に解決できます。

皮膚には最も豊富に感覚受容器や神経があるので、表裏と陰陽の理を踏まえても、これを活用すべきと考えています。
様々な手技を学習してきて、詰まるところは脳と思っていますが、その前提条件で神経の持つ機能に注目せざるを得ません。

脳って自分が思う以上に賢いんだけど、驚くほど騙されるし胡麻化されるし、アホなところがありますからね。(ワラ)
その点、皮膚の能力は生命進化において、脳が生まれる前から存在していたため「0番目の脳」とも呼ばれます。

発生学上も、外胚葉に生じる最初のモノが皮膚で、脳は後から形成されます。
実際、皮膚は触覚だけでなく、目でなくても光を捉え、耳でなくても音を聞き、舌でなくても味を知るという感覚が備わっていることが分かっています。
最近では、不可視光線や超音波、直接肌に触れていない情報までも皮膚は捉えていると考えられています。w

皮膚の存在は自分の内と外を区別するために不可欠で、もし皮膚感覚を失うと「私」を認知できなくなり、自己を喪失してしまうといいます。w
そして、ただ皮膚に触れるだけで、快・不快の感情も司令塔である脳に届き、脳は総合的に判断して自己の意識というフィクションを作り上げるようです。w

内臓の異常も、関節包内の受容器の不具合も、皮膚には表れて来ますが、これを縦のライン連絡とすると、皮膚は全身とも繋がっているので横のライン連絡も取り合っています。
だとすれば、異常を訴える皮膚(表皮から真皮)をなだめれば、脳神経を介して、不調ある異常箇所がなだめられるはず。w

筋膜のつながり、張力を感じ合うアナトミートレイン理論では、誘発テストを行います。
例えば体後屈に痛みや難がある場合、一例として同側の大殿筋を仙骨に向かって虎撲手(平拳)で圧し当てて行うと、痛みや難なく後屈できる場合があります。
それならこの腰痛の黒幕は大殿筋にあると同定して、伏臥カエル足のポジションから中殿筋に手根を当て、仙骨目掛けて10秒ほど揺らぎを伝えると、カエル足がさらに上がるようになり、腰痛も消える現象が起こります。

これを皮膚に問いかけると、如何でしょう?
例えば、首を後屈や回旋させたとき、首の付け根辺りに痛みや違和感があり、可動域が良くないことがあります。

そのポイントに指腹を当てて、再検査すると痛みや違和感なく、可動域が向上するものです。
だったら、ニュートラルな姿勢でもう一度そのポイントに指を触れ、決して圧し込まず、表皮と真皮に触れるだけのゼロ圧で2,3秒待って、指をパッと放してみましょう。

すると、今度はもう痛みや違和感なく、正常に首が動くようになってるはずです。w
実験結果は考え通りでしたが、「薬師手法」のイメージも加味して、さらに効果が上がるようになっています。w

人体全体への波及効果を考察すると、人体の要石である仙骨、重心の要石である距骨へのアプローチが最も有効です。
誘発テストと皮膚から脳への神経伝達、感覚受容器の再起動は、多分最短時間で最良の効果が期待できるものです。

気血水の木を電子電位の伝達と捉えた観点から、皮膚にほんの軽く触れただけで、動作痛が消えることもぜひ実感してください。

講座が終えたら、例によっての懇親会ですが、一昨日からカレーを仕込み、昨日からは煮物を調えました。
が、コロナ最後の抵抗か、参加できない事情の方が多いようで、量的には少なく作ることが良さげです。w

それでも作ってみると、いつものクセで、結構な量になったような?^^;
明日の法則講座では、さらに参加者が居ないので、お持ち帰りも大歓迎です。w

CDカセットが動かなくなり、バッテリーの上がった愛車ランエボも今朝返って来ました。
今日の展開をイメージでなぞりながら、願わくば充実した講座となりますように。w

今日の懇親会メニューは、以下の12品です。
1.刻みオクラ、メカブ、ワカメの麺つゆ和え。
2.京菜花の辛子だし醤油絞り。
3.法蓮草のだし醤油絞り、黒胡麻ひねり散らし。
4.壬生菜、菊菜、京うらら揚げのカリカリ焼きの胡麻ポン酢ドレッシング、ミニトマトを添えて。
5.大根、白菜、エノキダケ、ブナシメジ、豆腐、壬生菜の鶏白湯スープ。
6.国産牛、白菜、マイタケ、ホワイトブナピー、シメジ、キクラゲ、明石麩、豆腐のすき焼き。
7.いづみ式魚肉ソーセージのフライ。
8.いづみ式エリンギのパルメザンチーズフライ。
9.焼き九条白ネギの田楽味噌乗せ。
10.海老名高原ソーセージと各種香味野菜、赤ちゃんジャガイモのスープカレー。
11.鶏手羽先の甘辛照り焼き。
12.赤ちゃんジャガイモの皮ごとジャーマンポテトフライ、ヒマラヤの紅塩で。