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日別アーカイブ: 2022年4月27日

土用期間中、4月最後の水曜会

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4月17日から春の土用に入り、5月4日までが土用期間です。
土用は「土旺用事」の略ですので、土気が旺じる期間ですが、五行の理で土剋水の剋が生じやすくなります。
古人(いにしえびと)は、然るがゆえに、土を安んじるよう図らったのでしょう。w

夏至(6月21日)を目指して、日が長くなり、日の出が早くなるので、朝早く目が覚めるのは自然なことです。w
が、土用期間は眠りが浅くなり、夢を見ることも多くなるようです。w

土剋水は、旺じた土気が水気を攻撃することです。
人体では水気は腎・膀胱経の気を指しますが、五行は骨、耳、脚にも及びます。

腰痛や下肢の痛みや身体が重だるいなどの不調が生じやすいのは当然ですが、腎が不調になると機能的、生理的にアレルギー疾患がでやすくなります。
アレルギーラインと呼ぶ反射反応点は、内腿にあって、膝から股関節のライン、3分の1膝側に圧痛点として表れます。

多くは内転筋の圧痛として捉えられますが、仰臥してカエル足に腿を開き、内転筋と大腿骨を剥がすように動かすことが、早く効果が表れる手法となります。
この内転筋大腿骨粗線には大腿静脈があり、脚の6,70%の血液が大腿に存在しています。

この静脈を開放すると、30秒から60秒で全身に血流が巡ることになります。
新しい血が巡ることによって、痛覚物質が流されるだけでなく、細胞も再生します。

また、この操作によって、内側広筋と内転筋の間にある伏在神経とそのつながりの閉鎖神経を活性化できるので、内臓の調子を良くすることにも直結しています。

これは神経>関節>脈管>筋肉の優先順位法則の施術法8法の2番目に当たりますが、神経ー脈管を同時にアプローチする方法です。
痛みや不調は、漢方でいう「オ(汚れ)血」があるためで、血流を良くすることは健康にも治療にも大変大事なポイントになります。

内臓の不調にも同じことが言え、腹部大動脈の開放や腸間膜根のリリースも大変有効な手法です。
骨盤内には血流が滞りやすいのですが、生理や婦人科系疾患には、骨盤内のオ血の解除が不可欠と思います。

ASIS(上前腸骨棘)と恥骨結節を結んだ線分の中点に、コリっとした腸恥隆起があります。
この隆起を指先で固定し、指先1本を外側に添えると、下肢へと走る神経があるので、神経は脳から遠位へ引く法則で、指先を当て脚方向へ大腿部へと撫で引き下げると良い効果があります。

この神経は大腰筋に連絡しているので、下肢の痛みだけでなく腰痛にも優れた効果があります。
腸恥隆起から指先1本内側には動脈が通っているのですが、法則の上で脈管は開くのが開放となり、2本の指先で開き3秒ほど待って放すと血行路が開放します。

不調のある人ほど、これをすると腹中が温かくなり、血流が巡るのを自覚出来ます。w
冷えていた足先にまで血が通って、足の裏まで温かくなるのを感じられることです。

血行路の開放という観点からは、右足から始まる10法と側臥3法があり、完全施術手順が完成しています。
全身のフラクタル反射反応揺らぎ法は3回に亘って講座で伝え終わったので、次回からは血行路の開放と神経伝達の再起動がメインになります。

施術効果が上がる体の構え方、位置取り、触れ方、体の移動、放し方の秘訣は2度に亘って講座でお伝えしました。
この秘訣は変わらないので、復習しながら次のテーマに移りましょう。

最終的には脳神経の再起動ということで、脳にアプローチする方法もずいぶん進歩できました。
ボディフィールドという観点から量子力学的効果のある方法を知ったことで、新しい技法も生まれたので、これからが楽しみです。w

「如意輪法」と名付けたセルフケヤーを行ったところ、疼く奥歯の痛みが消えました。
皮膚や関節の受容器センサーを解除するセルフケヤー法以上に痛みが治まるのがありがたいことです。w

パーキンソン病の方に試行してみて、その効果を互いに実感できたので、これを如何にまとめるかが現在の課題です。
気を電子伝達という観点から捉えた全身調整も、部分部分でなく完全手順にしてまとめねばならず、考えるべきことが山積み。^^;

ですが、憂悶などの非生産的心労や解不能のことを考えるのではなく、生産的なことを考えられるのは良いことです。w
何より出来上がりが楽しみで、会員さんや顧問先の施術院などで特別メニューとしてそのまんま導入してもらうこともできます。

症状の改善は当たり前のことですが、解決・解消を目指しては、まだまだ研究が必要です。
今までのやり方ではできないならば、違う観点から違う方法を取り入れて、進化を目指して行きましょう。w

さて、本日は4月最後の水曜会。
今日のメニューは、あれこれやってたら、以下の14品になってしまいました。w
1.刻みオクラ、メカブ、ワカメの麺つゆ和え。
2.ホウレン草のお浸し醤油絞り、削りカツオ散らし。
3.水菜、ツナ、蒸し黒豆の和風玉ネギドレッシングサラダ。
4.九条ネギと煎りうらら揚げのリンゴ酢・味醂・味噌ヌタ和え。
5.はんぺんのチーズ焼き。
6.鶏胸肉、長茄子、青梗菜の中華味噌炒め。
7.牛肩ロースのステーキ。
8.エリンギのタイ・タクミソース炒め。
9.鶏胸肉の生ハム、スイートチリソースと辛子マヨポン酢ソースで。
10.サバの味噌煮。
11.いづみ式長茄子のアンチョビ・チーズはさみ焼。
12.新じゃがのブラックソルト粉ふき芋、パルメザンチーズ掛け。
13.豚ロースともやしの鶏ガラだし炒め。
14.生どんこ椎茸、焼きたてを削りカツオとポン酢を掛けて。