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行楽の秋となりつつ、本日は10月最初の水曜会

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10月に入りましたね。
このところ、京都の最高気温は29℃なのですが、それまで35℃を超える猛暑日が61日連続、熱帯夜も60日連続でした。^^;

毎年、観測史上初の暑さと発表されてますが、沖縄の方が涼しいって何だかな。w
さすがに10月になると、30℃を超える真夏日はないはずですが、今度は急速
に冷えが進むことが懸念されますね。^^;

自律神経が乱れないよう、注意せねばデスね。w
自律神経は、循環、呼吸、体温調節、消化、分泌、排泄など、基本的な生命活動(生体恒常性=ホメオスタシス)を維持する機能を担っていますが、
特徴的なことは、それが意志に基づくものではなく、無意識(自律的)に働くという点です。

また自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、交感神経は「アクセル」、
副交感神経は「ブレーキ」の役割を果たしています。
この互いに相反する2種類の自律神経が協力して働き、全体のバランスを取ることで、心身の健康が保たれているのです。

このブレーキとアクセルのバランスが狂うと、意志や意識では全くコントロール
できずに様々な不調が生じます。

自律神経の乱れから起こる身体的症状は、頭痛(頭重)、めまい(ふらつき)、立ちくらみ、
胸の息苦しさ、動悸、血圧変動、吐き気、腹痛、下痢などさまざまです。

自律神経の乱れから起こる精神的症状は、不安、うつ、不眠、だるさ(倦怠感)、
集中力の欠如、イライラする、神経質になるなどです。

自律神経の失調はたいてい、副交感神経がスイッチオンにならず、交感神経が常
に働いてることが多いものです。
交感神経は、戦ったり、痛みや関節などを守り筋肉を緊張させ、筋肉に血流が増しますが、
副交感神経は、リラックスして筋骨格系の緊張をほどき、内臓への血流を増す働きがあります。

先週のブログでは、自律神経を整える食材について書きましたが、生活習慣がモノを言います。w
自律神経は無意識脳の支配下にあるので意志でコントロールはできませんので、
意識して生活習慣を律することが大事ですね。

睡眠時間を確保する 、夜は リラックスする、シャワーでなくぬる湯のバスタブに10分は浸かる、朝日を浴びる 、 朝ごはんは食べる 、日中は意識して体を
動かすことが、その要となるでしょう。w

人体では、脳内の間脳に視床下部という組織(中枢神経)があり、ここで自律神経系、内分泌系、免疫系など、生命維持に必要な機能を調節しています。
この3つのシステムは互いに影響し合い、私たちの体調をコントロールしています。

視床下部自体は、脳重量のわずか0.3%、4g程度の小さな組織なのですが、体温調整、血圧、心拍、
食べる・飲む、性行動、睡眠 など生体のリズムや、怒りや不安などの情動行動を調整しています。
また、尿量の調整、乳汁の分泌や子宮の収縮、副腎皮質や甲状腺、成長ホルモンなどのホルモン分泌をも調整しています。

要するに、視床下部は交感神経・副交感神経機能や内分泌を統合的に調節することで、生体の恒常性維持に重要な役割を果たしているのです。
不定愁訴や心身症など、自律神経の失調が疑われるなら、また慢性症状で自己治癒力が万全に機能していないなら、ここを狙っての整体法が役立つはずです。

気の科学研究所で始めた気光経絡技法では、奇経・公会穴・特効経穴を立体交差させて、人体の気の流れを整えるものです。
経絡を用いて自律神経を整える経穴(ツボ)を10点挙げるなら、次の箇所が一般的でしょう。
百会(ひゃくえ)
完骨(かんこつ)
合谷(ごうこく)
内関(ないかん)
労宮(ろうきゅう)
太衝(たいしょう)
天柱(てんちゅう)
神門(しんもん)
足三里(あしさんり)
神門(しんもん)

最近の私の整体法で視床下部を直接アプローチするには、百会からの骨膜振動伝達法や如意輪法、完骨と上顎骨の間から
の一指当て如意輪掌法があります。
視床下部の底部前方には視交叉上核があり、哺乳類の概日リズムを統率する時計中枢としての役割
を果たしていますので、不眠の症状があれば、こめかみに指を当てる「水の技法、二の型」で直接アプローチしています。

これらの技法は大変有効なもので、6,7年間一日たりとも睡眠薬なしでは眠れなかった人が、
一度の施術で、それ以降は睡眠薬を飲まなくても眠れるようになっています。w
余命3日と宣告された父を通常の状態に蘇られることができたのも、これらの技法のおかげです。

別解を求めるならば、自律神経は内臓に広く分布していることが知られていますので、内臓整体が有効でしょう。
それぞれの臓器をストレッチする技法もあることですが、人体縦横の隔膜活用、拮抗圧による神経伝達の再起動、
人体の周波数共鳴、水を動かすことで気血の流れを良くする複合観点からの「水の技法、一の型から五の型、その変」は、
今年完成した優れた技法と確信しております。(自画自賛、いや爺さん?爆!)

会員さんたちの要望あって、11月23日にはこの特別集中研修を予定しています。
ワクワクすることがあると、日々を過ごすのが楽しいですね。w

10月に入った京都では、今日から5日までが、北野天満宮のずいき祭り。
今日は午前中に鳳輦(ほうれん)に神霊・天神さま(菅原道真公)を移す出御祭が行われ、
午後から3基の鳳輦・鉾(梅鉾・松鉾)・神職などが氏子地区を巡行して、西ノ京の御旅所(おたびしょ)に向かいます。

御旅所到着後に着御祭が行われ、八乙女舞(やおとめまい)が奉納されます。
なお野菜・乾物などで飾り付けしたずいき御輿は鳳輦とともに4日まで奉安・駐輦(ちゅうれん)されます。

4日目(10月4日)は午前に御旅所で出御祭が行われ、牛が曳く御羽車・鳳輦・鉾・神職などが氏子地区を巡行して、北野天満宮に戻ります。
天満宮到着後には着御祭(還幸祭)が行われますが、行列に先立ってずいき神輿が巡行します。

鳳輦と神輿の違いですが、鳳輦(ほうれん)は、「屋根に鳳凰の飾りのある天子の車」を意味する言葉です。
日本においては、古くから、天皇の正式な乗り物を意味するほか、現代では神社の祭りなどに使われていますね。

神輿は、日本の神社の社殿を小型化したかたちであるのに対し、鳳輦は台の上に4本の柱と屋根があるかたちになっており、
「人が乗って移動する車」という、もともとの用途に適した形態をとっています。

1868年(明治元年)7月、明治新政府は江戸という地名を東京に変えて東京府を開設しましたが、
その翌年、1869年3月の東京行幸において、明治天皇は鳳輦に乗って東京に移動していったそうですね。w

3月7日京都を出発された明治天皇は、28日に東京城に到着されたとのことですが、今は昔。
現在では、京都から東京 までの最短所要時間は新幹線でわずか 2時間0分、平均所要時間は 2時間49分ですね。w

やっと涼しくなってきたので、永らく行なってなかった遊行や旅行も楽しみたいところです。w
「海が見たい」とか「富士山が見たい」とか、「地方の美味しいものが食べたい」とか、妻のいづみが色々と宣ってるので、
どこぞ御旅所へ連れてってあげぬと、タタリあるかも?(末っ子か。ワラ)

地元の嵐山では、京都の冬の風物詩として知られたライトアップ事業「嵐山花灯路(は
なとうろ)」が、約4年ぶりに「嵐山月灯路」としてよみがえります。
京都市の財政難などで2021年度に幕を下ろしましたが、地元住民らの手で復活することになりました。

10月1日から1カ月間、竹筒や竹細工のほのかな明かりが観光名所「竹林の小径(こみち)」を照らします。
点灯は午後6〜9時、入場料は中学生以上1500円で、チケットは野宮神社前で販売しますよ。
特別拝観のない限り、夜はインバウンドも何もない嵐山ですが、よかったらぜひ幽玄の美を味わいに来てください。w

さて、10月初日の今宵は、水曜会です。
おついたちゆえ、松尾大社に参拝して祝詞を奏上し、境内の「もり」の漬物もゲットしてきました。w

ご常連は来ないので、ボーズだった時のことも考えて料理せねばです。w
今日のメニューは、以下の11品になります。
1.キャベツのコールスロー。
2.アボカドの刺身、ワサビ醤油で。
3.焼きナスの白だし浸し。
4.カリトロッとした自家製揚げ豆腐。
5.京赤地鶏の胸肉と玉ネギの白だし煮込み。
6.豚肉、ロケットトマト、玉ネギのオリエンタル炒め、炒り卵散らし。
7.エリンギのバター醤油焼き。
8.いづみ式葛の葉の天ぷら。
9.亀岡牛、キクラゲ、舞茸、ブナシメジ、豆腐のきこり鍋。
10.いづみ式レンコンのキンピラ。
11.パルメザンチーズ入り豚ロースのトンカツ。