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親子、男の二人旅。その2.

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温泉を楽しんでから浴衣に着替えて、午後7時から夕食です。
1.土佐、龍温泉、三陽荘の晩餐は13品の会席でした。
先ずは純米の地酒、二合とっくりを注文して乾杯です。
燗か冷かを聞かれて、龍彌は「冷で。」と即答。うん。良く分かってる。^^
流石、我が子だけはある。(笑)

鯛と海老のしんじょ、牡蠣とゴボウの柳川味噌鍋など、どれも京風の味付けで美味でした。
ブリ、マグロ、モンコウイカの造りも漁港が近くにあるので新鮮で、プリプリです。

当然のこと、とっくりはお代わりし、持ち込んだ芋焼酎「大魔王」もロックでいただきます。
2.出されてきたフォアグラと大根のステーキ。
フォアグラ食べるのも数年ぶりですが、良い味付けで大満足でした。

部屋へ戻ってから、語り合いつつ一服し、近所の酒屋で仕入れておいた地の酒を楽しみました。
3.純米大吟醸の「酔鯨」と金時芋焼酎の「よさこい」です。
「酔鯨」は土佐藩城主の山内容堂、酔鯨公にちなむものでしょう。
端麗辛口で切れ味のよい美酒です。
「よさこい」は栗の甘みに負けない金時芋から作られた、ふくよかな風味の焼酎でした。

よく語り、よく飲んだ後、龍彌は11時35分、うつぶせのまま沈没。(笑)
私は百田尚樹の小説「ボックス」の下巻を読みつつ、もう少し飲みましたが。良い酒は、朝になっても名残、タタリなく、爽やかな目覚めでした。

良い酒は、朝になっても名残、タタリなく、爽やかな目覚めでした。

4.朝風呂を楽しんでから9品目の朝食。
あさりの味噌汁がたっぷりあって、どれも塩分控えめで健康によさげです。

宿を出てから、近くの青龍寺(しょうりゅうじ)に参拝です。
5.半端ない石段を126m上がって、波切不動明王に会いに行きます。
大師堂と薬師堂もありましたが、不動堂と同じく中には入れませんでした。^^;
護身法を切って三礼し、それぞれ真言を奏上しました。
唱えれば、風で答える、仏かな。^^

高速に乗る前に、西ノ宮八幡宮にある天然記念物、「蓮池の樟」に会いに行きました。
これも龍彌のスマホでの検索です。
6.これがそのクスノキです。
樹高は39m、目通り幹囲は8.5m、推定樹齢750年だそうです。
大きさを対比するため、私と一緒に移しましたが、赤いちゃんちゃんこならぬ、
赤のカーディガンを着てると、モンキーのようです。(自爆)

人力車の仕事で、龍彌は写真を撮ってあげるのが慣れてるそうです。
7.負けじと私も、梢を見上げる龍彌を写しました。
壬生狼の狂猿と呼ばれる彼は、申年のせいだけではなく、よりモンキーです。(笑)
ヤンキーでなくて良かった?(爆)

帰りの道中、53番目の3kmある神戸のトンネルで、事故のため渋滞発生。^^;
1時間45分トンネルの中に居ましたが、楽しい会話に明け暮れ退屈はなかったです。
ここでもスマホが活躍し、ツイッターからの情報で、トレーラーとトラックなどが脇見運転のため3台玉突き衝突したことが判明。
何時に帰宅できるやら?と危ぶんだものの、午後6時45分には無事たどり着きました。^^

ステーキとタラ・牡蠣・豆腐・シメジ・水菜のキムチチゲ鍋を作ってやり、私は土産の壺入り芋焼酎「竜馬」で一杯。
彼はそれからジムに練習に出かけました。
翌日の今日は、人力車の朝食会があるので泊まると言ってましたが、練習を終え、
母親の家に戻ったらバタンキューだったそうで。(笑)
今晩、練習後泊まりに来るので、あらためて礼を言わねばです。

親子二人の男旅は、良いもんですね。
「年一は行きたいね」と言ってたので、またこれからの楽しみができました。
今度は全額私が出して、見知らぬ日本を再発見したいものです。

明後日が誕生日、ついに年月共に還暦の日を迎えますが、最高のプレゼントでした。
今日があることに、多くの人に感謝です。
人生とは意識時間であり、思い出作り。
これからも良い思い出を作り出して行きたいものですね。^^

福田 龍博