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親子、男の二人旅。その1

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今月は私の誕生月ということで、龍彌が祝いに二人で一泊の旅行をプレゼントしてくれました。^^

全ての企画は彼に任せましたが、連れて行ってくれたのは、高知の「土佐 龍温泉」です。
二頭の龍が憩うには、所縁ありげな響きですね。(笑)
四国八十八箇所巡りの第三十六番札所、青龍寺(しょうりゅうじ)のすぐ近くにあります。

日曜、京都はマラソンであちこち交通規制がありましたが、京都からの出は空いています。
行きも帰りも運転は龍彌がしてくれました。
明石海峡大橋を渡り淡路島へ、島から大鳴門橋を渡って香川をめざします。

1.この明石海峡大橋は、全長3911mの世界最長の吊り橋です。
高さは海面上298.3mであり、国内では東京スカイツリー、東京タワー、あべのハルカスに次ぎ、
横浜ランドマークタワーを超える高さの構造物とか。
日本の技術は凄い、すごい。
着工から完成までの施工における事故死者はゼロだったそうです。

2.淡路島パーキングではニシ貝のクシ焼きが美味かったです。
休憩に手足を伸ばそうと言ったら、まんまポーズする龍彌でした。(笑)

香川で一度高速を降り、龍彌の総合格闘技の師匠、ウエタユウ氏のご実家を目指します。
彼がぜひご挨拶に伺いたいと京都の漬物を土産に届けたのですが、突然の訪問にも関わらず、
名物の讃岐うどんとおでんをご馳走になりました。
京都へ来られる際には、ぜひご連絡いただきたいものです。

再び高速に乗って、南国土佐を目指します。
トンネルを抜けると、トンネルだった。頭の中が白黒になった。(笑)
トンネルを抜ける度に、路肩や山の一部に二日前の雪が積もり残っていました。
京都から数えると目的地までのトンネルの数は54でしたが、そのほとんど40越えが香川・高知間でしたよ。

この高速道路の開通ですごく交通の便は良くなったことでしょう。
これだけの山をくり貫き、橋を架けて通すのはどれだけの年月が要ったことでしょうね。
これも優れた日本の技術です。

龍彌いわく、「こんだけオニ長いトンネル通したら、山の神さんタタラへんやろか?
ボクがオッコトヌシやったら、ガチタタルし。」(笑)

風景、見晴らしは優れたものではありませんが^^;、車中は龍彌お好みのレゲーや
ジャズアレンジのジプリソングなどを流しつつ、ほとんど黙ることなくおしゃべり続き。(笑)
まる二日間、これだけ長く親子で語り合ったことはなかったかも。

それにしてもスマホは便利なものですね。
ナビと連動させ、情報収集が容易にできる上に、CDなく同時に音楽も聞ける。
初めての道にも迷うことなく、龍温泉、三陽荘に到着。

3.部屋から見下ろす竜の宮海水浴場は、綺麗な白砂に遠浅の浜でした。
南国(なんこく)をイメージしてか、ヤシやソテツの植樹があちこちにあります。
夏は多分、相当人気があって混むことでしょう。

無料の足湯もあるこの宿、四国八十八か所巡りのお遍路さんや、願掛けにわざわざ訪れるお客様もあるようです。
4.玄関から奥まったところに、その「一願成就の黄金大師」さまが祀られています。
龍彌の自己実現を祈念しました。

5.灯篭のある日本庭園の露天風呂です。
龍温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウムなどの塩化物温泉(高張性・中性・高温泉)。
源泉の温度は気温10度で42.5度。
茶色に濁った、有馬の湯に似た濃厚な温泉で、即効、温まって汗が出ました。

一般適応症は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、 くじき、
慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病。
私と龍彌の膝にも効きそうです。

のんびりした時間を語りながら過ごし、夜は飲食も楽しみです。


福田 龍博