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七夕を過ぎ、槐(えんじゅ)花咲き、水曜会。

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昨日から今朝の雨は、午後には上がりましたが、洗濯物が乾きにくい京都です。^^;

明後日10日からは、お迎え提灯が点けられ、山・鉾が建てられ始め、祇園祭もたけなわになって来ますね。
12日から14日は、前祭で鉾の曳き初めがあり、各町内それぞれの祇園囃子が奏でられます。

ところで、祇園祭りと言えば八坂神社ですが、八坂神社は、元は感神院という天台宗の寺院で、
古くは比叡山延暦寺の天台座主が住職を兼務したという由緒のある寺院だったそうですね。

この感神院の末社に、「祇園社」という神仏混淆の社があり、ご本尊は牛頭天王です。
明治維新の廃仏毀釈によって、仏教寺院の感神院は廃寺となり、替わって末社の「祇園社」が、
八坂神社と名称を改めて、感神院の施設を引き継いだそうです。

牛頭天王はインドの釈迦の生誕地に因む祇園精舎の守護神・疫病神とされ、薬師如来の再来とか。
日本に伝来して、素戔嗚尊(すさのおのみこと)と習合したと言われています。

その霊力は極めて強力で荒魂な神様ですので、逆に丁重にお祀りすればかえって災厄をまぬがれる除疫神として和魂の神格をもちました。
日本神話でも知られるように、素戔嗚尊は、八岐大蛇(やまたのおろち)=あらゆる災厄を退治し、
櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)を救い、妻としました。
現在、八坂神社は素戔嗚尊、妻の櫛稲田姫、七男一女の王子(八王子)八柱御子神(やはしらのみこがみ)を祀り、除疫神として尊崇されています。

多くの人が、山鉾を訪ねて、除災の粽(ちまき)を買い帰り、玄関表に飾られることでしょう。
蘇民将来の伝説から生じた除災の符は、家では松尾大社の夏越の茅の輪を玄関に吊るしてありますが、
風水上、我が家の表門を守ってくれてるのは、槐(えんじゅ)の木です。

槐と書いて、「さいかち」と読むと、同じマメ科でも属が違うので、ここは「えんじゅ」と呼んでおきましょう。
ほんに、日本語は難しおすな。(笑)

槐は「延寿」に通じる吉祥樹で、木質は固く、釿(ちょうな)の柄として用いられてきました。

蕾を乾燥させたものは、漢方では、槐花(かいか)という生薬で止血作用があります。
槐の花や蕾には、ルチンが多く含まれていて、血管の強化、抗炎症効果や血流改善効果、変形性関節症、非感染性前立腺炎の治療、花粉症による炎症の抑制効果が認められています。

1.ちょうど今は、槐の花が咲いていますよ。^^
これ、サラダに合わせて、薬膳として食ってやろうかと?(笑)

除災と言えば、祇園祭のチマキや茅の輪飾りなどもポピュラーですが、金銀や貴石も人気がありますね。
私、10数年は前に、六芒星水晶を銀の龍で囲んだペンダントを持ってたのですが、銀が酸化して真っ黒。。
洗っても、こすっても、その汚れは落ちませんでした。^^;

ところが今回、六芒星の龍のペンダントが、見事に復活を遂げましたよ。^^

アルミ箔の上にペンダントを置いて、重曹を振り掛け、熱湯をひたひたに注いでみました。
すると、これだけで、黒の汚れは落ちましたが、銀は元の輝きなく、真っ白です。

そこで、「激落ちキング」というスポンジ状クリーナーでこすったところ、銀は元の輝きを取り戻しました。^^
2.いやあ、いつか復活するのじゃと捨てられずに置いといた甲斐がありましたわ。w

気を良くして、仕事を済ませ、水曜会の料理も完成です。^^v
今日の料理は、以下の8品です。

3−1.緑と黄色のズッキーニのサラダ、ヨーグルト山葵ドレッシングソース掛け、プチトマト添え。
2.野沢菜の漬物と生ハム。
3.豚の冷シャブとサニーレタスのサラダ、胡麻ドレッシング掛け、エンジュの花散らし。w
4.鶏ミンチのガーリック風味ポーチドトマトとフルーツトマトの盛り合わせ。
5.鶏ミンチ、エノキ、プリックのタイ風ナームプラー風味つくねバーグ。
6.いづみ式鶏のニラ・合挽きミンチの大葉包み手羽先餃子、酢・醤油・ラー油で。
7.豆腐、溶き卵、カニカマのフヨウハイ、九条ネギの水晶餡掛け。
8.鶏の手羽元、冬瓜、人参、玉ネギ、ベルギージャガイモのジャワ風カレー。

7時くらいから、飲み始めるとしましょう。w
今夜は誰が来るやら、楽しみです。(謎笑)

本日、立秋、8月度気の講座

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本日立秋、今日から甲申月に入るわけですが、相変わらずの猛暑ですね。
日中気温は、また36℃を超えることでしょう。^^;

真夏とはいえ、時折秋の気配が感じられ、涼風が吹き始める頃と暦書にあります。
はたして、小さい秋、見つかるかな?

「涼風至り、白露降り、寒蝉鳴く」とありますが、相変わらずアブラゼミがジュワジュワ鳴いてるし。w
ヒグラシやツクツクボウシは、まだその声を聞かない嵐山です。^^;

この「涼風」とは、立秋の今日から45日の間に、坤(南西)の方向から吹く風のことをいいます。
立秋にこの風が吹けば、五穀よく熟すとか。

然るに、反対の艮(北東)から吹けば、秋気和せず(秋の気候が不順)とあります。w
キーボード打ってる今、雲なく日は照り、風は全く吹いてませんが。^^;

植木に水をやったり、ベランダで洗濯物を干すだけで、汗ばんでしまいますね。
その分、カウンセリングや行事の前に行う、浄めの水浴びは快適ですが。^^

今日は月例行事、8月度の気の講座です。
不調や不具合に対する気の通し方と、気の観点からの心のコントロールについてお伝えして、
小周転と丹田覚醒の瞑想の実践に力点を入れようと思っています。

猛暑の中、来ていただける参加者の皆さんには、夕刻から夏バテしないよう、お・も・て・な・し。(笑)
懇親会で、飲食を楽しみつつ、快談しましょうね。^^
(怪談、語ってもいいけど、私が話すとコワイし。ワラ〜)

さて、正午を期して、料理も完成しました。
冷やすべきは冷やし、懇親会を待ちましょう。
再度の水浴びが、気持ちいいです。^^

今日の懇親会メニューは、以下の品です。
1.いづみ式ハムとアボカド、玉ネギ、黄・赤プチトマトのサラダ、イタリアンドレッシングで。
2.豆腐とミディアムトマト、モロヘイヤ、削りカツオのサラダ。手作りポン酢で。
3.万願寺唐辛子とおじゃこの京煮。
4.葉唐辛子の炊いたん。
5.冷やした南京かぼちゃの煮付け。
6.青売りの白だし漬け。
7.2種の梅干し。
8.冬瓜、セロリ、人参、赤ジャガイモ、玉ネギの夏カレー。
9.鶏肩肉の竜田揚げ。
10.揚げ出しナス。
11.焼き茄子のおろし生姜白だし浸し。
12.鶏手羽元のタンドリーチキン。
13.壬生菜の豆腐白和え。
14.千切り大根とカツオの叩きのマリネ。
15.ヒジキ、エノキ、刻み揚げのだし煮。

レトロディープな四富会館探訪

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京都には、三大ディープスポットという処があります。
レトロな昭和風情が色濃く残る飲食街ですが、一見さんはなかなか踏み込めない場所だとか?w

七条のリド飲食街、西院の折鶴会館、四条富小路の四富会館がそうなのですが、
京都に住んでても、知る人は知るのでしょうが、普通、行きませんよねえ。w

四条大宮の新宿会館もディープに怪しく、面白い処でしたが、西院の折鶴会館以外、他のディープスポットは未体験でした。
そこで今回は、四富(よんとみ)会館に踏み込んでみましたよ。

1.四条富小路上がってすぐ、東に面した四富会館。
小さく狭い会館ですが、13店がひしめき合っています。
富小路は、河原町から西へ新京極、寺町、御幸町、麩屋町の次の通りで、駅からすぐそこにあります。

そのうち何店かは、テレビなどが取材したことがあって、よく一見さんも来るようになったとか。
若い女性が一人でも入ってくるのですが、それだけの魅力があるのでしょうね。

2.薄暗く、怪しげな廊下の突当り、右側が「てしま」というお店です。
カウンター席のみで、椅子は8席の狭い店内には、昭和の場末風情が漂ってますね。(笑)
瀬戸内海の豊島(てしま)出身の親爺さんが経営されてますが、第3日曜以外は毎日開けてるそうです。

焼酎は何種類かあるのですが、いずれも一杯500円。
原価気にせず、めんどくさいから同じ値段にしてるとのこと。(笑)

3.串カツ盛り合わせ、5本で600円。
お菜っ葉の炊いたんは、一皿たっぷり入って300円で安いです。

「エレベーター」なる謎のメニューがあって、訊ねるとお揚げを焼いて大根おろしとネギをかけるのだとか。
お茶屋さんの遊び言葉だそうですが、上げ下ろしをしゃれてるのですね。w

親爺さん(高田氣了敏さん)との会話も楽しく、なるほど若い人が訪ねて来ても楽しめるお店です。

4.「てしま」の手前には、「エソラ」という5席で満員の狭いお店があります。
オープンして5年だそうですが、「エソラ」は「絵空事」に由来するとか。

四富会館では最も若いオーナーシェフの経営です。
きさくなイケメンで、斉藤工君に似てますね。

5.よく言われるそうで、最も似てると思われる角度から、許可を得てパシャッ!(笑)
お名前は谷口真之介、通称シンちゃんとか。(笑)

カウンターテーブルに所狭しと並んでる酒肴は、一品300円から。
焼酎も10種はあり、いずれも値段同じく500円で楽しめます。^^

6.ポップコーンチキンという首のせせり肉をポップコーン状に揚げたツマミで先ずは一杯。
うら若き女性が先客でしたが、気軽に話しかけられ、楽しくみんなで会話できました。

同棲してた彼氏と10日ほど前に別れたそうで、アドバイスを求められましたが、
枕とかソファーとか、彼氏とのモノはとにかく早目に手放したらええのです。(ワラ)

最後にもう一軒、踏み込んでみようということで、
7.エソラより入口手前の方にある「呑み処 信濃村」へ入ってみました。

店名のごとく信州出身の女性が一人で経営してるのですが、昼はOLやってるとか。w
京都弁の言い回しもキャラも強烈に面白い女性です。(笑)

咽喉が渇いたので、ハイボールを注文しましたが、濃いっ。w
「濃おかったどすか?」とソーダの瓶を出され、「こんな夫婦おらへん、腹立つぅ」などと言われ、
よもやまの与太話に花が咲きましたが、いやはや面白い人だこと。(笑)
アテに何を出されたか忘れたほど強烈な印象がママにはありますよ。(爆)

いずれの店も良心的で、京都のこの界隈では安くて美味しい店です。
何より会話が弾むのが、四富会館の特徴みたいで、人気があるのもうなずけます。

また行くのが楽しみな処が開拓できました。^^v

小寒翌日、初水曜会

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昨日が二十四節気の小寒で、寒の入りでしたね。
節分までは寒の内で、寒い日が続きます。
お向かいの家の前には、まだ雪が残っていますよ。

冷えは万病の元といいますから、身体が冷えないよう注意しましょう。
痛みのある方は、特に冷えは厳禁です。
でんぷん・糖質を摂りすぎると、血液中に血糖や中性脂肪が増えて、血行が悪く
なり冷えを招きますよ。

肩こりや腰痛ある方は、寒いときには葛根湯を一包、白湯で飲むと良いですね。

こういう時節は、生姜や唐辛子、ニンニクなどを使って、身体が温まる料理が良
いもんです。
陰気が盛んな候ですので、陰極まって陽となるよう、根菜をでんぷん以上に摂り
たいものです。

身も心も温かくなるには、誰かと食べるのが一番でしょう。w
身近なぬくもりが失せると、心身が・・深々と冷え込むようです。><

寒中に身体を鍛えると、身体が丈夫になるとのことで、小寒から20日の大寒辺
りは寒稽古のシーズンです。
滝行、水行、山間稽古は膝が不調ゆえ、せめて馬歩の太極站春か武式呼吸でのス
ワイショウでもやって、身体を温めることにしましょう。w

不動の構えより、舞い応じること水の如く、動くこと風の如く、水心・風心の極
意です。
人間、同時に2つのことを考えることはできませんので、つらいときや悲しいと
きほど、何かに集中すると良いですね。

マツモトに買い物に行って、あの子の好きな魚を見ては思い出し、帰宅すると丁
度、宅配で水素水「仙寿の水」の箱が届き、あの子のお棺だったとまた思い出し。
^^;
心はなかなか自在にコントロールできないものです。。

それでも、ころころと流転するもの、それが心。
一陽来復を念じ、春を目指して精進しましょう。

それでは、料理に集中です。

したところ、いつもより早く、料理ができちまった。w
今日のメニューは、以下の11品です。

1.いづみ式白菜、玉ネギ、お揚げ、しめじ、金時人参の生姜入り和風鍋物。
2.酢豚。
3.だし炊き大根のバター焼きステーキ。
4.ひじき、刻み揚げ、3種豆のあっさり炊き。
5.蕪の千枚漬け。
6.シメジ、小松菜の卵炒めと鶏胸肉のオイスター・バルサミコ酢炒めの合わせ。
7.鱈、鮭、豆腐、ネギの大根スープ和風だし鍋。
8.黒豆の炊いたん。
9.手羽先のサムゲタン。
10.鯛アラの照り焼き。
11.生サンマの焼いたん。

いつも料理をするときは、構ってちゃんがニャアニャアと足元に付きまとうか、
エサと水の横にある空箱の前にきちんと座って、おねだりしていたものですが、
色即是空(空しいものよ)。

あかん。。サンマが・・目に染みる。
フミ。フミにゃん。フミにょんわいね!

早目に誰か来てくれるとありがたいのだが。。

10月入り、秋晴れ続き、連休控えて水曜会

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明日8日は寒露で、丙戌月に入ります。
寒露は、「暦便覧」に、「陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也」と記載されていますが、
草木の葉に付いた朝露が、冷気によって凍りそうに見える頃です。
朝方はずいぶん冷えるようになりましたね。

膝などの関節、腰や首などに痛みがある方は、冷えは厳禁ですので早めに冷えに対応しましょう。
手足の筋がこわばったり、攣ったりする方も、気血水の循環を温めて良くすることが大事です。
私もそろそろ、夜用の腹巻やビザ足裏シートを用意せねば。w

秋晴れの日が続いていますが、蒸し暑さも消え、空気が澄んで行楽には良いシーズンです。^^
10月8日からは、東山の青蓮院、将軍塚青龍殿の秋のライトアップ、特別拝観が開催されます。
青龍殿大日堂での青不動復元模写公開、ライトアップも見事なものです。
これは12月まで開催されてるので、いつでも都合のいいとき観れますね。

10月9日からは、花園妙心寺塔頭の東林院で毎年秋に夜間特別拝観が行われます。
普段は非公開ですが、この期間特別に公開されます。
「蓬莱の庭」では、約400本のろうそくが灯され、ゆらめく炎が訪れる人々を和ませてくれます。
18日までが開催期間で、夕刻6時から8時半まで、この「梵燈のあかりに親しむ会」は行われていますよ。
東林院は周囲を竹やぶに囲まれ、沙羅双樹の寺として有名ですが、幽玄な夜景も楽しみですね。
幻想的な風景の中で、心静かに自分を見つめなおし、非日常の世界を味わうのもいいですね。^^

10月10,11両日は、西院(さいいん)の春日(かすが)祭です。
春日祭は、京都でも屈指のにぎやかなお祭りで、無病息災・五穀豊穣を祈る秋祭りです。
江戸時代初期に製作された2基の神輿と5基の剣鉾が練り歩きます。
春日通四条から三条間が歩行者天国になり、約200店の露店も出て、夜10時まで大賑わいになります。
祇園祭の後祭なんかは屋台が出ませんので、これは祭り気分を楽しめますね。^^

同じく10日から12日は、新撰組ゆかりの壬生寺で、壬生狂言が開催されます。
700年の歴史を持つ京都の代表的民族芸能であり、国の無形文化財に指定されています。
正式には「壬生大念佛狂言」と言いますが、京では 「壬生のカンデンデン」という愛称で親しまれてます。
一般の能狂言とは異なり、かね・太鼓・笛の音に合わせて、全ての演者が仮面をつけ、一切セリフを用いらず無言で演じます。
勧善懲悪、因果応報の理を教える宗教劇として今日まで残されているんですね。
期間中、午後1時から5時半頃まで行われていますよ。

さて、遊行に行くなら、いずれを選ぶか?
10日は月例の気の科学体験講座を開催し、11日は法則講座とカウンセリングが1件あるので、
私としては、行くとするなら11日の夜、春日祭がいいかも?w
場末の(笑)西院ですが、けっこうリーズナブルで値打ちある居酒屋も多いのですよ。^^

余談ですが、昨月末に変えたiphoneですが、siriを飼いならすのに苦労してます。^^;
普通にはっきりと話しかけてるつもりなのに、聞き取りミスが多いですね。w
「春日祭」といったのに「桂結び」と表示され、「すみません、よく分かりません」とか。−−

ぞんざいな言葉より、丁寧語が聞き取りやすいのか?w
それとも、アクセントその他、標準語対応なのか?
私の滑舌がよほど悪いのか?^^;

siriに、ちと丁寧に訊いてみました。w
「京都弁で聞いてもいいですか?」→「すみません、それはできません。」
「関西弁なら分かりますか?」→「それはノーコメントです。」
「標準語の質問がいいですか?」→「それは面白い質問ですね。」
こいつ、バカにしてるのか?もう、ええわ。
「2階に上がるよ。」→「ちょっと待ってください。私も一緒に行きたいです。」
むむむ、こいつ。。いつ使いこなせるようになるのやら?^^;

閑話休題(余談はさておき)、この候、良く晴れた日が続きます。
野菜やキノコや魚介類でも、何でも日光に当ててやると栄養価や効能が増すので良いですよ。
例えば椎茸のビタミンDは、骨と筋肉の強化、代謝力のアップ、免疫性を高める効果がありますが、
15分ほど日光に当ててあげるだけで、ビタミンDはぐっと増えます。
玉ネギに含まれるケルセチンは、老化や生活習慣病を防ぐ抗酸化作用が高いのが知られていますが、
茶皮を剥いて1週間日光に当てておくと、この成分は4倍にも増加します。
1.ベランダに干して烏の心配をせずとも、こうして日の差す窓際に置いとけば良いだけです。^^v

これから日暮れは早く、日の出は遅れて、陰気がますます盛んになって行きます。
せっかくの太陽の恵み、日差しを食材に採り入れて、陽気を養って行きましょう。
陰陽論理で、地中に向かう根菜を、ご飯などのでんぷんよりも多く摂ることも陽気を養います。
でんぷんを摂るなら、この季節、米麦類よりもサツマイモなどの芋類が、血糖値を下げ、ビタミンCも摂れ、
食欲の秋の副作用、肥満を防止する効果もありますよ。(ワラ)

さて、2件のカウンセリングを挟んで、話はコロコロしましたが、そろそろ料理に掛かりましょう。
Hei siri.「美味しい晩御飯のメニューは何がいい?」
「すみません、私には理解ができませんでした。」聞くのが間違いだったかも?^^;

そんなこんなで、冷蔵庫と相談して(笑)、今日のメニューは以下の11品になります。
2−1. ロース豚カツに水菜を添えて、いづみ式胡麻ドレッシングで。
2.豚肉、白菜、小松菜、ミディアムトマトのバリ風バビ・クチャップ。
3.いづみ式鶏肩肉のニンニク・ショウガ風味竜田揚げ。
4.鶏皮のパルパリ揚げ。
5.鶏のハツ入りレバニラ炒め。
6.ヒジキとシメジ、刻み揚げ、4種豆の胡麻油炒め煮。
7.コラーゲンたっぷり、干しエノキダケと豚骨の豆腐スープ、九条ネギを散らして。
8.天然鯛の塩焼き。
9.鯛のアラ身の片栗衣照り焼き。
10. 魯山人風雪竹虎(お揚げを焼いて、大根おろし、醤油に九条ネギを散らしたモノ)。
11. 揚げ出し丸茄子とニシンの合わせ煮。

木屋町探訪、ウマい料理店を見つけに

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木曜日は美癒亭キッチンの定休日、私も予約が入ってなかったので、買い物の後、出かけようということに。

映画、ジュラシック・ワールドを観てから、猛暑の中、河原町から木屋町をぶらつきました。w

たまに外食するなら、家では食べられないものがいいですね。
土用ということもあり、「う」のつく美味くてスタミナのつくようなものなら、さらにいい。^^

四条木屋町から一筋西の通りを上がると、そんな店を発見しました。^^v
1.馬鹿野郎、じゃなく^^;「馬野郎」というこのお店、馬肉料理専門店なのです。

2.先ずは5種類の馬刺しの盛り合わせ、1080円を注文。^^
店員さんが、詳しく部位や食べ方を説明してくれます。

ハイボールから始めて、焼酎も色々飲んでみました。
焼酎は400円、500円、550円、650円とありますが、90分飲み放題なら650円のを除いて、ビールもハイボールなども何でもOK.

3.メニューを見ながら、赤霧島、薩摩宝山、富の宝山などを次々と。w
クーポン手に入れたので、飲み放題は一人1200円でお得です。^^
400円の焼酎に、「馬野郎」と「馬鹿野郎」があったのには笑いましたが。w

4.焼肉は、ヒレ850円、ラムダゴ700円、ビンタ(ほっぺた)600円など、どれもクセなくヘルシーにして美味でした。
全部、生食できるもので、さっと浅く炙って食べてくださいとのこと。
うん。下手な牛焼肉店より、はるかに値打ちがありましたよ。^^

明日の気の講座をひかえて、良い馬力が養えました。(笑)

ほろ酔い気分で、このまま帰ればよいのですが、飲み好け連れてると、そうはいきませんねえ。(ワラ)
〆のうどんやラーメンは食べさせてもらえないので^^;足は自然と四富会館へ。w

ディープな四富会館ですが、エソラのしんちゃんのとこは、いっぱいでした。^^;
このところ、時々彼の店が閉まってたようなので、気にはしてたんですがね。w
繁盛してて、何よりです。^^

四富会館で唯一、カラオケのあるのは最も老舗の(笑)「美代桂(みよか)」さんです。
ここで酔い覚ましに歌って帰ろうということでしたが、酔い覚ましどころか、飲み重ね。^^;

5.ママさんと我がママさんとのツー・ショット。(笑)
歌って、しゃべって、ご機嫌さんでしたが、帰宅するとバタンQでした。w

明日は8月度の気の講座です。
煮込み料理は、一日寝かした方が美味いので、料理を作りつつ、明日の展開に思いを馳せましょう。^^
馬食った分、うまく行きますように。(笑)

本日、立夏、水曜会。

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今日、5月6日は二十四節気の立夏ですね。
暦書に、日も長く日差しも強くなり、夏の気が立ち始める日とあります。

螻蛄鳴蚯蚓出王瓜生とあるように、オケラなどの虫類が陽気に喜んで鳴き始め、
ミミズも地上に出だし、カラスウリが生い茂り出す頃といいます。
このところ一足早く夏日になり、最高気温が25℃を超え、初夏の陽気が立ってますね。

虫もミミズも這い出すシーズン、連休中は私も二度、紅灯の巷を徘徊しましたが・・
烏丸も河原町も木屋町も先斗町も、人と車で混雑し、いささか楽しみに欠けました。^^;
連休明けの明日あたり、見知らぬ店を探索してみたいと思います。w

今日も昨日に続いて五月晴れですね。^^
連休最後の日、皆さんは如何過ごされますか?

京都では春の行事が終わる日で、青蓮院、宝泉院、高台寺、圓徳院の夜間特別拝観は今日まで。
銀閣寺、醍醐寺、大徳寺の総見院、建仁寺の正伝永源院の春季特別公開も今日までです。
帰途はかなりのラッシュになりそうですので、遊行されてる方はお疲れが出ませんように。

今日は干支が壬午の日ですので、個人的には天地徳合日。^^
縁結びや契約事などが喜び事を招く日ですので、大事に活用を図らねば。

水曜会があるので、外遊外食はできませんねえ。^^;
壬午の音にちなんで、オリジナル焼酎「神護」を作ることにしましょう。

1.いよいよ夏ですので、玄関前の花鉢も薄紫とピンクの花を立てました。
今日は家によくメジロが飛来して、鳴いているのが可憐です。^^
予約無く^^;ゆっくりとした時間が過ぎて行きますが、それもまた休日の楽しみですね。

3日後は5月度の気の講座がありますので、縁起について午前は色々考えました。
午後は好きな本を読みつつ、(原稿書きは逃避して^^;)料理にも勤しんでおります。

できたものを向日葵の花咲くテーブルに置いてゆくと、はや11品アマリ。w
今夜の水曜会は、これだけあれば十分でしょう。
2−1.水菜と豚しゃぶ、カリカリ刻み揚げのサラダ、2種のドレッシング掛け。
2.ピーマン、ニンジン、玉ネギ入り酢豚。
3.コンニャクとモツの味噌煮込み。
4.刻み壬生菜・玉ネギ、紫蘇ゆかり入り鶏ミンチつくねバーグとプチトマト。
5.オクラの豚肉巻き、蜂蜜醤油照り焼き。
6.ちりめんじゃことピーマンの唐辛子きんぴら、煎り胡麻散らし。
7.クラゲとキュウリの胡麻香る中華サラダ。
8.枝豆の塩茹で。
9.鶏胸肉の唐揚げパルメザンチーズ散らしとポテトコロッケ。
10.手羽先のスパイシー唐揚げ、レモンを添えて。
11.ホタテ貝の酒焼き。

明日からの仕事に備えて、今夜は早目に始めましょう。
用意は調っていますので、いつでもどうぞ。^^v

2月5日、四条大宮、立ち呑み歩き

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東山三条、古川商店街の美癒亭キッチンも昼から飲める店ですが、そこのお客さ
んからの情報で、最近、四条大宮が昼から飲める店で熱いんだとか。

大宮に普段用事がないので、阪急を降りることはなかったので、それではと御用
改めに踏み込んでみました。(笑)

先ずは、四条大宮駅を降りたところのバスターミナルにある「庶民」へ。
1.「立ち呑み 庶民」の外観、しゃれてますね。
11時から24時まで営業と、頑張ってるんですね。
男性2名、女性2名が、狭いカウンター内でテキパキと働いていますが、笑顔が良いね!^^
店は、昼間にも係らず、ぎっしりと混雑してました。

2.ハイボール250円、煮穴子300円、キュウリの糠漬け150円を注文。
揚げニンニク100円でハイボールをお代わりしてから、魚料理に移ります。
3.黒霧島焼酎ロック200円、御造りの3種盛り500円は本マグロ、トロサー
モン、鯖でしたが、新鮮で分厚く切ってあります。
4.ウニのお造り400円、アオリイカの刺身350円。
安すぎますが、どれも素材といい、仕上げといい、お見事です。^0^

まだ1周年くらいの店ですが、この安さで大丈夫か?とお客さんが店に訊いてましたよ。
オーナーいわく、「ツブれん程度に、頑張ってます!」と。(笑)

安さ、旨さに行列ができること、うなずけます。
老若男女を問わず、色んな人に愛されてるようです。^^
午後3時くらいに行ったのですが、女性もけっこう居ましたね。
店の壁には、「男性から女性へ話しかける行為、禁止します」と。(ワラ)

腹ごなし、酔い覚ましにあちこちぶらぶらとジャラン・ジャランしました。(笑)
界隈には、立ち呑みの店がけっこうあるもんですね。

大宮駅から大宮通りを上がり、錦小路を東に入ると、宵闇の中、緑のライトの怪
しげな看板発見!
5.その名もナゾに、「新宿会館」。(笑)
看板の下には白いライトの「立ち呑み やきとり てら」の看板。

6.怪しく、いかがわしく、薄暗いビル内に踏み込んで行くと、「てら」の赤提灯が点ってました。
一見で入る人、居るだろうか?^^;
然るに、こういうところに得てして隠れた良店があることも。w
このビル、色んな店があり、共同トイレで清潔にしてはありますが、まさに昭和
初期の風情でしたよ。(笑)

7.芋焼酎350円、鶏のお造り盛り合わせ650円を注文。
造りは、ハツ、レバー、スナズリ、ササミでしたが、新鮮でクセなく、甘みがあ
りました。^^
8.串カツ、牛と海老は100円、レンコンとキスは80円、キャベツはいくらでも無料です。

激安の飲み歩きは大阪と思ってたのですが、四条大宮、いいですよ!^0^

立ち飲みが続いたので、腰を下ろしたくなりました。^^;
錦小路から西へ、細い大宮通りを横切ればすぐに大通りの後院通り。
これを四条へ下り戻る途中にある、串カツとハイボールの店「新大宮」に侵入。

9.店の外観、串は全品80円ですと。
10.牛ロースはお一人様1本限定、エビ、ホタテ、ウナギ、ライスコロッケの串カツを注文。
キャベツは無料、ハイボールは330円、焼酎は480円でしたよ。
エビも、ウナギも値打ちがありました。^^

時刻は未だ午後7時。
30分程度で帰宅できましたので、風呂に入って、再び飲み直しでした。^^;
よく飲み食いしたものですが、早目にぐっすりと眠れ、今日は晴れ。^^
酔い、ちゃう、良い気分で、今日は原稿構成、頑張ります。^^

西院(さいいん)、そぞろ飲み歩き

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このところ、木曜日に雨が降ることが多かったですね。
昨日の木曜は時雨れることもなく、松尾大社に参拝した後、飲みに行こうということになりました。

タクシーの運転手さんから仕入れた、いづみ情報では、四条通では大宮より西院が熱いとか。
私の記憶では、大阪の十三(じゅうそう)の焼きとん「十三食肉センター)の姉妹店が、阪急西院駅のすぐ近くにあったような。
昼過ぎ、家で赤ワインとフォアグラなどを味わいつつ、それなら西院をそぞろ飲み歩こうということに決定。w

阪急でいうと、桂駅から河原町方面に2駅なので、大宮よりも1駅、烏丸よりも2駅近いので、松尾からは30分足らずで行けます。

西院の地名は、淳和天皇の後院である「淳和院(西院)」から来ているのですが、中世では「さいいん」と呼ばず、「さい」と呼んでたそうです。
今でも、阪急では「さいいん」駅ですが、京福(嵐電)では「さい」駅と言います。

西院の地名の由来は、現在の佐井通りに該当する「 道祖(さい)大路」に接していたので「さい」と呼ぶようになったとか。

その昔、現在の京都西京極付近を流れている天神川は佐井川と呼ばれていました。
その佐井川の河原には平安時代中期、多くの子供が捨てられたり、死骸を放置したりという荒れ果てた地であったとか。

空也上人はその事から「西院河原地蔵和讃」を賛歌し、佐井川に地蔵菩薩を刻み供養したのでした。

昔、私の生まれた桂では、地蔵盆などには必ず近所のお年寄りたちが子供と集って、和讃を唱えてましたよ。
「帰命頂礼地蔵尊、これはこの世の事ならず、死出の山路の裾野なる、賽の河原の物語、聞くにつけても哀れなり。
二つや三つや四つ五つ、十にも足らぬおさなごが、父恋し母恋し、恋し恋しと泣く声は、この世の声とは事変わり、
悲しさ骨身を通すなり・・・一つ積んでは父の為、二つ積んでは母様と、さもいとけなる手を合わし、礼拝廻向ぞしおらしや・・・」

空也上人ゆかりの水子地蔵は、西院駅の対角にある高山寺に、今も残っています。
ホントは怖い、京都の地名ですね。(ワラ)

祇園、先斗町、木屋町、河原町などと比べると、場末には違いありませんが、西院はけっこう飲食店が多く、終電がなくなっても朝まで営業している店がざらにあります。
4,50年の昔から変わらぬ店も多いものです。

そんな中から、徒歩5分以内の店を選んでみました。
先ずは、折鶴会館にある串焼き、串揚げがメインの立ち呑み処「才(さい)」。

阪急西院駅の裏にあり、西大路四条から西へ一つ目の細道を入ったところにある折鶴会館。
1.築50年はイッてそうな折鶴会館の外観です。^^;
2.ものさびた横の入り口から入ると、よりみち、とし子、八よし、喜多野などとレトロな昭和の名前。(笑)
これだけボロイ印象ではありますが、なかなかどうして、繁盛してるようです。^^

3.鶏ハツの串焼き110円、エビの串揚げ110円、レンコンの串揚げ90円。
キャベツは無料で、角ハイボールは440円、芋焼酎は380円でした。
激辛つくねの串焼き160円は、タイのプリックを使ってるようでしたが、ピリッと辛くて値打ちがあり。^^
昭和前半の雰囲気の中、タイを想う。(笑)

二軒目は、折鶴会館を出て、南の一筋目を東に入ったところにある、串やきとんの店「ぶった」。
4.「ぶった」入口にて、狭い入口の急な階段を上がった2階、3階が「ぶった」です。
5.左から、ちれ(脾臓と網脂)120円、くちびる130円、こめかみ120円、タンがしら130円。
角ハイボールは290円、芋焼酎は380円で、十三より安いのに驚きです。
テレビチャンピオンになった「ふわふわ揚げ」は、白味魚のすり身と卵白を下味をつけて練り合わせた丸団子を揚げたもの。
490円でしたが、これも値打ちがあり、美味でした。^^

どうせ飲みに行くなら、普段の家では食べないもの、できないものがある店が良いものです。
また、日頃の料理に参考になりますね。^^
激辛つくねの串焼き、ふわふわ揚げは、今度、再現してレパートリーを増やしましょう。^^v

西院をそぞろ歩いて、「さい」といい「ぶった」といい、仏縁あったようでご利益が戴けました。(笑)
いずれも朝まで営業してるので、終電逃した方にもご利益がありますように。(ワラ)

土用、二の丑、水曜会

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8月8日は立秋ですが、その18日前から土用に入り、今日5日は期間中2度目の丑の日ですね。

連日猛暑が続き、雨も降らない京都ですが、京都の夏は油照りと呼ばれ、盆地ゆえに暑さもひとしおです。

7日から八専入りですので、15日の八専明けまでには、きっと雨も降りましょう。
八専期間は、諸事極端に傾くというのですが、激しい雨には注意が必要かも。w

土用といえば、丑の日にウナギの特売がポピュラーですが、特売っていっても安くなってないし。^^;
中国産は国産の半額程度で買えますが、屍肉飼料、発癌性物質など安全性に危惧がありますしね。w

春の土用は、戌の日に「い」のつく物か、白いものを食べることが、かつての風習であり、縁起物でした。
夏の土用は、丑の日に「う」のつくものか、黒いものを食べることが原典です。

ウナギの他にも、梅、うどん、瓜などを食することが一般的ですが、確かにウナギは「う」がつき黒いモノ。w
明治以降は、馬や牛の肉を食べることも、夏バテしないようスタミナをつける効果もあって一般化したようです。

京都では、宮中行事で土用餅が供され、餡ころ餅を食べてたことが、今でも風習になってるようですね。
こちらではスーパーには、四季の土用になると決まって、餡ころ餅が土用餅としてが売り出されてます。

春・秋のお彼岸にも、餡ころ餅は売り出されるので、糖尿病持ちには、ありがたみはありませんが。^^;
春は牡丹(ぼた)餅、秋はお萩、季節の変わり目の土用にも餡ころ餅と、よく出されるものではありますね。w
でんぷん・糖質厳禁となれば、聊かストレスも昂じますので、たまにはよしとしましょう。(笑)

ウナギといい、餡ころ餅というのも黒いものですが、黒は玄冬のクロに通じるものです。
夏の盛り、冬に蓄えた玄気が枯れる頃、陰気を補おうという陰陽五行の発想ですね。

今じゃ、ウナギは夏の風物詩のようですが、本来は冬が脂ののった旬なのですが。
江戸末期、平賀源内が夏の暑い日にうなぎが売れなったため、知人の鰻屋のために
「本日、土用の丑の日、うなぎの日」と看板や張り紙で宣伝した呪(しゅ)が今も働いてるようですね。(笑)

土用といえば、「土旺用事」の略ですが、古来から動土・穴掘り等の土を犯す作業や殺生が忌まれたものでした。
尤も、7月20日から8月7日までの土用期間に一切作業ができないのは支障があるので、
夏の土用は、卯・辰・申の日の間日は、土を支配する土公神が文殊菩薩のもとに帰る日で支障なしとされてましたが。w

今年の8月は、22日が大犯土(おおつち)、30日が小犯土(こつち)で、土いじりの凶日になってますね。
庚午(かのえうま)日から7日間が大つちの凶日で、庚午当日が大凶日です。
戌寅(つちのえとら)日から7日間が小つちの凶日、戌寅当日が大凶日です。

土用は土公神(どくじん、どこうじん)様が土の中で活発に働かれている日です。
それに対して、大犯土、小犯土は土公神様が土の中で休んでいる日とされています。
どちらも、土を動かすと、障りがあるとされていますが、古来、それらの期間の着工を避け、
早目に地鎮祭や着工式を行って、期間中の災い無きよう祝詞を奏上したものでした。w

土用や大犯土・小犯土などの期間には、農業や林業などでも土を休めることも大事でしょう。
五行の定理では、土は臓器では脾・胃を表し、思慮や憂いを表し、五根では唇、五感では味覚を表します。

土を安んじるなら、人は胃を労わり、取り越し苦労や嫌なことや不快なことをを思い出して気をもまず、
唇に笑みを浮かべて、美味しく飲食を味わうことが大事ですね。^^v

ということで?スーパーではいづみに隠れて、こそっと餡ころ餅を買ってやったぜえ。(ワラ)
仏壇に供えた後、デザートで食べずに、梅干し入れた焼酎ロックのあてにしよっと。w

茄子が安価に入りましたので、これを使ってウナギに見立てて蒲焼きもいいもんですよ。^^
今日は、鯛、カンパチ、カレイのアラが安かったので、それぞれ一工夫してみましょう。
珍しく空芯菜も手に入ったので、バリやタイを偲びつつ、チャ・カンクン・ゴレンかパックブン・ファイ・デーンも作ってみますね。

斯くして、本日の水曜会の料理が出来上がりました。
今日の料理は、餡ころ餅に梅干しはカウントに入れず、以下の11品です。(笑)
1.三度豆の煎り胡麻醤油和え。
2.焼き茄子の白だし浸し。
3.茄子のかば焼き、うなぎのタレ掛け。
4.フレスコvsマツモトの塩鮭、焼き比べ。w
5.空芯菜、ニンニク、唐辛子の鶏ガラスープ炒め。
6.豚肉、キャベツ、シイタケの回鍋肉。
7.鶏の胸肉ミンチ、梅肉、玉ネギ、プリックのつくねバーグ。
8.京風じゃこと万願寺の炊いたん。
9.カレイとタケノコの煮つけ。
10.カンパチの幽庵焼き。
11.鯛の白だし焼き、ワサビを添えて。

さて、冷やして美味いのは冷やしておき、ご来客をお待ちします。^^v