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日別アーカイブ: 2020年7月22日

本日は大暑にて、暑さと多忙にめげず水曜会

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朝の散歩に行く嵐山東公園では、日曜日から一斉にセミが鳴き始めました。
蝉しぐれの中、木立の遊歩道を歩くと気持ちのいいもんですが、グラウンドの周りは暑いことです。^^;

今日、7月22日は二十四節気の「大暑」ですね。
今週に入って35度を超える日が続いていますが、いやはや家の中でも冷房必須ですねえ。^^;
「大暑」は太陽黄経が120°に達する日ですが、新暦の現代、本当に暑いのは1カ月ほど遅れますので、8月の暑さが思いやられます。^^;

昨日は土用の丑、ということで、夏バテせぬよう、ウナギの蒲焼きなんぞを食しましたが。w
ホントのウナギの旬は冬ですので、まあ冬の枯渇した玄気を得るという意義と、それでもビタミンAは十分摂ったかと。w

土用の食については以前にもご紹介しましたが、「大暑」の時期に相当する7月23日は、てんぷらの日として制定されてるようですね。
制定した団体は不明で、いつ誰が言い出したのか分かりませんが、スーパーなどでは「毎月23日は天ぷらの日」として特売してるところが多いようです。w
語呂合わせなら、「天ぷら」の日は、10月23日が妥当だと思いますが。w

外国人も和食として大好きな人が多い天ぷらですが、元々は室町時代にポルトガルから伝わった南蛮料理です。
諸説ありますが、ポルトガル語の調理・調味料を意味する「tepero」テンペーロが語源だとか。
肉食を避け、小麦粉の衣をつけた野菜や魚を食べるポルトガルの風習、「四季に行う斎日」という意味の「temporas」テンポーラが語源だとか。

ヨーロッパには、野菜や魚に味の付いた衣をつけて揚げる「フリッター」がありますが、これが天ぷらに変化したと言われています。
室町時代から、ポルトガル料理から変化した「長崎天ぷら」が誕生したそうです。
文字通り長崎生まれの料理ですが、衣に砂糖や塩で味をつけてラードで揚げたものですから、フリッターに近いですね。

当時は揚げ物油が貴重だったため、庶民にはなかなか口に入らない高級料理だったようです。
これが江戸時代に入ると、天ぷらはファストフードとして流行しました。w

戦国時代が終わり、江戸時代になると菜種油の生産量が飛躍的に増えたものです。
長崎から関西へ伝わっていた天ぷらは、江戸へと伝わり、当時の江戸は独身男性の多かった街で、屋台で揚げたてを食べられる天ぷらは大変重宝されたようです。

江戸での当時の食べ方は、串揚げに近く、揚げたての天ぷらを串に刺し、タレにつけて食べていました。
今でも名残がありますが江戸のタレはかなり塩辛く、つけてからご飯に乗せたものが「天丼」として発展して行きました。

一方、関西では薄味の「つゆ」をつける食べ方が広まり、これが現在の「天つゆ」となっています。
今の季節は小鮎が旬ですが、私の場合は小鮎の天ぷらは、レモンを添えて山椒塩で食べるのが好きです。w

動物園の白クマたちへの氷のプレゼントや打ち水などのイベントは、大暑の日に合わせていることが多いようですね。
京都の夏、料亭や老舗旅館などでは、打ち水をしないところはありますまい。w

打ち水は、道路や庭に水をまいて土埃を防いだり涼を得たりすることで、昔からの伝わる生活の知恵です。
もともとは神様が通る道を清めるためのものでしたが、江戸時代には、主に涼を得ることが目的となりました。
それでも現在でも、店などの打ち水は入り口を中心に外へ扇を広げるように水を撒くことが、千客万来とお清めの作法となっています。

コロナ禍収まらない現在、邪気退散、邪気消滅の意念を込めて、ホースで打ち水してやろうかしら。w
陽の照ってるときにホースで噴水すると、虹が見えますので、気分も晴れやかになります。(子供か?w)

減収続くご時勢ですので、一昨日の月曜は研修に出かけた後で、甲子の日にちなんで大黒天行を行いました。
次は25日が己巳の日で、弁才天の供養日なので、縁起によって祈念しましょう。w

ただし、昨日は二十七宿の鬼宿が火曜日だったので、21日から26日は短い期間ですが宿曜陵逼(すくようりょうじ)期間になります。
25日は翼宿ですので、寺社参り、冠婚葬祭・パーティの参加、祝い事、解約など縁切り事が、財産の消耗や親族などの争いごとを招く因となる同宿に当たる方(命宿が箕宿)は、参拝は避ける方が無難でしょう。^^;

空海がもたらし説いた宿曜経には、七曜陵逼口伝があり、それに挙げられていますが、吉凶逆転してイレギュラーな運びが生じやすいので、確認には念を入れることにしましょう。w
「東方観世音菩薩は六害宿の凶難を避けしむ」と説かれていますので、東を向いて観音菩薩を観想したり、観音行を行うことも効果的でしょう。w

本来ならば、明後日の24日は祇園祭の後祭で、東京オリンピックの開催日だったんですがねえ。^^;
いやはや宿曜陵逼期間が長く頻繁にある年は、決まってイレギュラーなことが発生するのが困ったもんです。^^;

確認・点検、怠りなく、乱に居て治を忘れず、今までの在り方を省みて、今後をより良くするために精進してまいりましょう。w
収入よりも研究費が高くなってることも難ですが^^;研修では得ることもあったので、学びを活かして、次の工夫をして行きます。

8月1・2日の特別研修では、今までのすべてをまとめて伝授し、次の月例講座からは新しい展開を始めます。
人体のエネルギー構成:縦横伸縮の法則を活用したセルフケヤーにも使える整体法、自己フラクタル構造とクラニアル操作による人体調整法がその端緒になります。

陰圧法、ゼロG・P・T法、脳の潜在意識へのアプローチ、量子力学的エネルギー療法の観点は、さらなる新しい展開が期待できます。
ふと考えると、時に他のことを忘れて没頭してたり、頭の中に光がスパークしたりして、ちと日常生活に支障もありますが。(自爆)

いつも20日から24日は指示書作成の集中期だと折に触れて告げてきてますが、マーフィーの法則で、さふいふ時に限って急遽の案件が舞い込むものですね。^^;
ま、宿曜陵逼中と思い定めて、確認を強化しつつ作業を進めて参りましょう。w

大暑の本日は水曜会に当たり、連日のウナギはしつこく高くつくので^^;久しぶりに天ぷらでも出しましょうか?w
客間の障子が今朝張り替えられて届きましたが、料理は一部、いづみが助っ人してくれたので助かります。w

記事のアップを終えたら、指示書作成に取り掛かり、夕刻からのご来客をお待ちします。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.キャベツ、赤・オレンジパプリカのフレンチドレッシングコールスロー。
2.湯がきブロッコリー、辛子マヨネーズと新生姜擂りおろし味醂味噌を添えて。
3.赤・黄パプリカのリンゴ酢・羅漢果粉末に漬けたピクルス。
4.青瓜の昆布だし・塩水に漬けたん。
5.春雨、エリンギ、シメジ、大根入りスープカレー。
6.牛肉、ホワイトブナピー、シメジ、ニラのオイスターソース炒め。
7.新生姜のスライス、もろみ味噌乗っけ。
8.国産牛、黒・白キクラゲ、マイタケ、明石麩、豆腐のすき焼き風木こり鍋。
9.茹で豚足の炙り焼き、エビチリソルトで。
10.いづみ式モロヘイヤの天ぷら、天つゆかヒマラヤの紅塩・山椒で。
11.いづみ式イカゲソ、ニラ入りチヂミ。