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日別アーカイブ: 2022年3月12日

にわかに春めき、本日は3月度気の科学体験講座

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朝、嵐山東公園を散歩してると、公園のヒノキから盛んに花粉が雲のように噴出してるのを見ました。w
以前、花粉症を患ったことのある私にとっては、目の毒、鼻の毒。^^;

空気中に拡散してるのだろうなと思うと、脳の記憶で鼻奥がムズムズし、目が痒く感じてしまいます。^^;
この季節から、花粉症の症状が出やすくなって行きますね。

鼻詰まりになると、脳特に前頭葉が働きにくくなり、脳力が低下してしまいます。
そういうときは、小鼻の横を両手の1指でくるくるとマッサージし、次いで鼻の上の付け根を同様にマッサージします。

両方10秒ほどやったら、最後にナジオンを開きましょう。
右手の中指・示指を目頭上部に当て、左手の中指・示指で鼻の付け根を押さえて、両手で上下に鼻骨前頭骨縫合を開くようにするのです。
1秒1回で10秒もすれば十分で、鼻の通りが良くなりますよ。w

さて、本日は3月度の気の科学体験講座です。
資格は要りませんので、縁ある人の痛みや不調を解決する家庭医になりましょう。w

痛みを解く施術は、真皮、筋膜、関節包内の感覚受容器を再起動させることですが、そのアプローチ手順は皮膚から、神経>関節>筋肉の順位で行うことが、最も効率が良いものと考えています。
神経伝達の異常を解消することで、即座に自然と関節が動き、筋硬結も消えてしまうことが多いものです。

「拮抗圧」は、脳神経の伝達に直接働きかけて、痛みや可動域制限をリセットするものです。
「拮抗圧法」について、前回は肩の挙上や膝屈曲の可動域改善法をお伝えしました。

今回は、下肢特に股関節の痛みや可動域制限を解除してみましょう。
施術として用いる法ですが、セルフケヤーでも同様の効果がありますので、是非お試しを。w

先ず、胡坐をかいて座り、片方の脚を立て膝にしましょう。
この姿勢から、膝を内に倒して行き、床に膝が着くでしょうか?

もし着かなかったら、限界点の位置で、両手を重ねて膝の外側を固定しましょう。
これからが「拮抗圧法」による股関節内転制限の解除法になります。

脚の位置はそのままで、膝を外側に思い切り戻そうとして、両手でそれに対抗してびくとも動かないように内側に力を入れます。
内にした限界点の位置で、外に戻そうとする力と内に行かそうとする力を拮抗させて、10秒だけ待ってください。

そしたら息を吐いて手足の力を抜き、手を離して、脚も脱力しましょう。
こうすると、今度は膝が床に着くようになってるはずです。w

もし、まだちょっと固いと感じたら、もう一度やれば大丈夫。^^v
これが、「拮抗圧法」であり、即座に効果ある「ネオ活法」です。w

次は、「拮抗圧法」による股関節の外転制限の解除法をやってみましょう。
同じく、胡坐座から片方の脚を立て膝にして、膝を外に倒して、股を開き膝が床に着くでしょうか?

着かなかったら、今度は逆の「拮抗圧法」を使ってみましょう。
外開きにした膝の内側に両手を重ねて置き、膝を思い切り立てようとするのを、びくとも動かないように両掌で押さえます。

10秒経ったら、手を離し、脚の力を抜いて、息を吐いて脱力しましょう。
こうすれば、股開きで膝が床に着くようになります。

これは脳神経回路を再起動する方法ですが、関節や深部の筋肉を緩ませるにも良い効果があります。
深部硬結を解くには、普通にマッサージで緩めるにも秘訣があります。w

ずっと以前にマッサージエステに行ったとき、「脊柱起立筋がガチガチに固まってますね」と言われたことがあります。
セラピストさんは、伏臥姿勢の私の腰や背中の筋肉をマッサージしてくれましたが、これではホントは効かないのです。^^;

脊柱起立筋は解剖学上、多裂筋を緩めないと緩まないし、腰椎の3〜5番は特に多裂筋の支配が大きいものです。
それには伏臥姿勢のまま、腕立て伏せならぬ肘立て伏せのように肘を立てると多裂筋が緩んで、起立筋も緩むのです。w

もしもギックリ腰になったら、この姿勢を執るだけでも緩和できますよ。w
最も具合の良い肘立ての位置を見つけると、最も良い効果が表れます。
ゼロG・T・PポジションでいうゼロTの緊張ゼロ、ゼロPの痛みのないポジションから施術することが大事ですね。

神経はもちろん脳と直結しているのですが、痛みの記憶が脳に残っていて、不具合が解消できないでいることも多いものです。
最終的には、脳の再起動をと考え、最新の脳科学の研究も取り入れて、これからの展開を目指しています。

今回は、靭帯のフラクタル反射共鳴とテンセグリティ理論を拮抗圧に応用した技法をお伝えしましょう。
一例を挙げると、起(動)点を後頭骨、チェック(停止)点を下顎骨の先端に置いて、足首の底屈、背屈、膝や股関節の痛みを解消する方法です。

仰臥した相手の後頭部に左手を乗せ、右手の指で相手の顎先をつまんで上下に動かしてみましょう。
上に動かしにくければ背屈が、下に動かしにくければ底屈の可動域が悪いことが分かります。

このとき、動かない指先はそのままで後頭骨と拮抗していますので、後頭骨側をほんのわずか動かして指先を離すと、再チェックすれば動きが良くなっています。
顎先から指2,3本分が足首とフラクタル共鳴しますので、指を半分ずらして動きが悪い箇所があれば、同様に解除して行きます。

「片方止めて、片方動かす。拮抗させて放す」操作で、力は全く使わずに、遠位から色んな処の痛みや可動域を解決できます。
起(動)点を後頭骨にするのは、あと3法あって、チェック(停止)点を下顎骨上部の内側・外側に置くと、大腿の外側・内側の痛み、腰痛、内臓疾患の改善ができます。

チェック(停止)点を前頭骨・側頭骨に置くと、内臓、体幹、膀胱炎、婦人科疾患の改善ができます。
チェック(停止)点を鼻骨にすると、上肢、肩、腕など上肢全般の症状、指の強張りや首の痛みの改善もできます。

起(動)点を鼻に置き、チェック(停止)点も鼻にすれば、鼻骨と頸骨のフラクタル反射共鳴で、寝違いや首の痛み、頸椎の不調が改善できます。
このような起(動)点とチェック(停止)点を定めて、動きを拮抗させて放つ方法は、色々あるのでマップにしておくと便利ですね。w

手足の指と身体の共鳴関係、本日の技法はレシピにしてお渡ししましょうね。^^
お時間の許す限り、方法は簡単ですので、色々と試して会得してください。

講座が終われば、例によって会場をこちらに移して懇親会の宴をしましょう。
抗酸化作用の強いブラックソルトをあれこれに使って見た結果・・・
人数が少ないであろうというのに、今日のメニューは以下の15品になりました。w
1.水菜とワサビ菜のシーザードレッシングサラダ。
2.湯がきブロッコリーの深煎り胡麻ドレッシング掛け。
3.菜の花のお浸し、辛子だし醤油絞り。
4.菊菜の摺り胡麻・辛子・昆布だし・刻み奈良漬・豆腐の白和え。
5.豚バラ肉、白菜、エノキダケ、豆腐の豚骨醤油鍋。
6.自家製厚揚げの青ネギ散らし、手作りスダチポン酢で。
7.牛肩ロースステーキとエリンギのバターソテー。
8.鶏手羽先のブラックソルト塩焼き。
9.鶏胸肉のガーリック胡椒風味唐揚げ。
10.いづみ式京生麩、蓬麩と粟麩のバター焼き、辛子醤油で。
11.いづみ式ゴボウの天ぷら、好みでブラックソルトか手作り酢橘ポン酢で。
12.牛肉、新じゃが、人参、大根の和風煮込み。
13.カボチャと蒸し黒豆の合わせ煮。
14.しろ菜と京うらら揚げの炊いたん。
15.新じゃがの幽庵照り煮、パルメザンチーズ振り掛け。