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8月の講座を終え、送り火も過ぎて、本日は水曜 会

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雨が続いていますねぇ。
戻り梅雨のような曇り空で、気も晴れにくい天候ですよね。
暑さはないけど、湿気が多く、仙骨や股関節、膝の節々が詰まるようです。^^;

また緊急事態が9月12日まで宣言されたようで、来月になっても飲み歌いに行けません。
日・木曜日は外遊したいのですが、ままなりませんので、夕暮れの嵐山東公園やどっかの河川敷で宴をすることにしています。w

それにつけても雨なら無理だし、テイクアウトの寿司とか買ってくることはあっても、何かつまらん。^^;
16日は五山の送り火だったので、小雨の降る中、嵐山東公園に出ましたが、今年もしょぼいことでした。w

家から5分で大文字は見えますが、6点の点灯のみで、鳥居形は2点じゃ鳥居に見えないし。w
こちらからは妙法、舟形、左大文字は見えませんが、1点の点灯のみでは寂しい限りですね。^^;

それでも、先祖を見送る送り火は、京都の人にとっては大事な風習のようです。
雨降りですので私らだけかと思ってたら、桂川の遊歩道には数十人の人が見送ってましたよ。w

先週土曜日も雨が激しく、8月度の講座は4名の参加者でした。(感謝しきり)
JRが運休だったので、滋賀勢は車に便乗しての参加でしたが、懇親会の料理をお持ち帰りしてもらいました。w

いつもの会場とは違って、時間制限がないのと移動時間がないので、みっちりと体感実習ができたのは良かったかと?w
3階のエアコンが死んでるのが発覚して、昨日新調を依頼しておきましたが、雨のおかげで暑くなかったのも幸いでしたね。w

6月に一部お披露目して、7,8月の2回で、反射点を用いる陰圧同調手が全て伝授できて満足でした。
今回は、腰痛で側屈の不具合があったり、腎臓の下垂に関連する腰方形筋も、股関節の不具合や仙腸関節の不具合に関連する殿筋も、反射点として用いる腸脛靭帯と同調させることによって、同時に解決することができるのがよく分かったと思います。

同様に、前屈の不具合やASIS(上前腸骨棘)内側の圧痛に表れる大腰筋と、殿筋の反射点は、大腿四頭筋が共通するので、反射点を捉えれば、一か所で同時に両方の不具合が解除できます。
反射点のポイントも、筋肉のフラクタル構造から見れば、割と簡単に見つかるのが便利ですね。w

人体は、形状が似ている部分がフラクタル共鳴を起こすものです。
例えば、左右の骨盤と肩甲骨、側頭骨などがその関係にあります。

殿筋の反射点は、第12胸椎、大腿四頭筋、腸脛靭帯、肩甲骨広背筋部が挙げられます。
そのうちで例えば、肩甲骨を取り上げると、殿筋の圧痛があれば、骨盤の外側と肩甲骨の外側には同じような圧痛があるものです。

骨盤外側の上辺から下辺のどのあたりに圧痛があるかは、肩甲骨外側でも同じあたりに圧痛があることが探り取れます。
これは必ずしも同側に表れるのではなく、筋膜のスパイラルラインに則って反対側の肩甲骨外側に表れることがあります。

同側か反対側か、何れかより強い圧痛のある反射点を用いると、左右を施術しなくてもその一か所の反射点だけで効果が十分に得られます。
その反射点を確保しておくと、首や肩、膝関節周囲の不具合も、陰圧同調手で解除することができます。

池に石を投げこんで波紋を起こすとき、離れた2点に石を投げる方が、波紋が共鳴しますね。
ファシアも水の定理があるので、これを応用すると2点間のみならず、全体に効果を波及することができます。

いやはや、人体とは面白いものですね。w
体感してみて、硬い筋硬結がちと待つだけで、溶けるように緩む快感がよく分かったと思います。w

○○痛には○○筋とか、〇〇症には〇〇の特効穴とか、よく秘伝のように言われますが、単純で軽度ならそれで解消できても、臨床上、それだけで完治できることは稀ですね。^^;
人体は、有機的総合的な細胞組織と神経の集積体ですので、全体的統合的な見立てとアプローチが大事でしょう。

術者が脱力して、呼吸を合わせることも、ヒーリング施術技法の大事です。
息を詰めると力も入り過ぎ、緊張が相手にも伝わってしまって効果を減じますし、吐く息に合わせて吸うと、邪気などを食らってしまいます。w

イメージや言葉も重要な要因で、それらは力ある作用として、相手に伝わるものです。
流行りのアニメ「鬼滅の刃」に、「全集中、水の呼吸」というのがありますが、それもイメージとして使えそうです。w

ファシアは、いわば水をたたえた空間ですので、方向性を合わせれば僅かな刺激も遠方まで伝わって行きます。
「皮膚に触れ、ファシアに触れ、筋膜を捉える」、「圧さずに筋膜の動きにくい方向を捉え、ファシアを動かす」、「手で操作せず、圧は変えずに、ファシアの動きに合わせて身体を動かす」など。w

両手をたらいや桶の水に垂らし、片手のわずかな動きで起こる水の動きをもう一方の手で感じ捉えて、両手で同調するように待つというイメージになりましょう。
痛みや硬さを捉えるのではなく、詩的にいうと、「(ファシアの)水の声を聴く」という感じですね。w

先週、今週は、予約も少なく、学習と研究に勤しめています。w
20日からは顧問先への指示書作成集中期に入りますが、もういっそのこと、予約は25日以降が好都合かと?w

9月7日から10月3日は、宿曜陵逼(すくようりょうじ)期間に入りますからねえ。
政難は知ったことじゃないけどw、イレギュラーな事態や良くない因縁生起に注意すべき期間ですので、指示書作成には手間がかかります。^^;

天候はすぐれませんが、気分や気持ちは快活に過ごしたいものです。w
ちょっとめずらしい食材が手に入りましたので、夕刻からは楽しく一献傾けましょう。^^

今日のメニューは、以下の12品です。
1.紫キャベツとスィートコーンのコールスローサラダ。
2.レタス、イエローパプリカ、ミニトマトの和風玉ネギドレッシングサラダ。
3.刻みオクラ、ワカメ、豆腐の麺つゆ和え。
4.希少部位、鶏の白レバーの湯引き、ヒマラヤの紅塩と胡麻油で。
5.鮭ハラスの刺身、高知県宿毛産「直七」と塩コショウでカルパッチョ、大葉を添えて。
6.白ネギの焼いたん、もろみ味噌を添えて。
7.牛肩ロースのステーキ。
8.豚ロース、マイタケ、ヒラタケのバターソテー。
9.豚ロース入り肉玉じゃが。
10.鶏胸肉と玉ネギの卵とじ、三つ葉を散らして。
11.京揚げと白ネギの青葉の衣笠煮。
12.サンマの味醂干しの焼いたん、幻の柑橘「直七」を添えて。

福田 龍博