昨日、5月20日は、二十四節気の「小満(しょうまん)」でしたね。
「小満」には、あらゆる生き物が勢いよく成長して生命力に満ちるという意味があります。
また、秋に蒔いた麦が実る時期であり、農家が「小さく満足する、一安心する」
ことから「小満」と呼ぶようになったという説もあります。
日本小麦は大別すると、秋蒔き小麦と春蒔き小麦があるのですが、秋蒔き小麦は
秋に蒔いてこそ、春に100%の収穫を迎えます。
間違えて、あるいは知らずに、秋に春蒔き小麦を蒔いたとしたら、春の収穫は2
0%以下になるのが必然です。^^;
時節や状況は移ろって行くものですが、時機を知ることは運気論の要でもあり、
成功・成就の大事ですね。w
人の指は10本ありますが、十二支を一巡とする1年(12か月)では、押さえ
られない2支があり、それを空亡期間と呼びます。
習慣の歪みや疲れの集積が現れやすい時で、新しい営みや縁は空転や失敗しやす
く、やがては手放すことになることが多いものです。
推命学を略した算命学では、天中殺とか大殺界と呼んでますが、個々の命式では
解除もあり一概に全て悪い時期とは言えませんが。^^;
どんな本でも見かけたことないけど、この期間に学び得たことは、必ず役立ち自
身の力となるものですから、学びこそがこの期間の課題となります。w
また、数理数命学の観点では、誕生月の翌月から2か月間は母胎に居なかった無
縁の期間として、新しい営みや縁を得るには不適な期間としています。
受胎の月である誕生月から3か月目からの新たな1年に備えて準備を調え、マイ
ナス要因となることや不調などを無縁にすることが、この期間の課題となります。w
自分自身のリズムや課題を知っておくと、自律しやすく事を成すに有利ですよ。
空亡期間と無縁の期間は、断捨離することも良い効果があります。
人間は意識的な存在ですが、意識の力は通常、脳の5%以下の働きといわれ、個
々に働く自然の摂理を活用することが生きるに有利となりましょう。w
閑話休題(話を元に戻して)、小満の侯は、日差しが強まって気温が上昇する時期です。
温暖で安定した気候のなかで、山や野原の植物が急速に成長し、風薫る五月の緑
があふれる美しい季節となります。
学校や職場の制服は6月1日から夏服に変わるのが一般的です。
小満の候は衣替えの候で、梅雨に入ると湿度が高くなるため、衣替えは梅雨入り
前の晴れた日に行なうのが良いですね。
尤も、沖縄では小満から芒種のころは梅雨入りしていることが多く、「小満芒種」
と書いて「すーまんぼーすー」と発音し、梅雨の意味で使われているようですが。w
本土では、陽気が満ちてきて、風薫り緑豊かな侯ですから、夏服への入れ替えや
ら野外に出かけて光と風と緑を楽しむことが、心身に良い効果があります。
ところで、入れ替えといえば、人体の細胞も入れ替わり、再生して移ろって行くモノです。
人体は、約60兆個の細胞からできていますが、毎日1〜2%(約1兆個)の細胞が入れ替わっています。
心筋と神経細胞は例外ですが、それ以外の細胞は全て入れ替わっています。
一番短いのは腸管内部の表面のヒダヒダにある上皮細胞で、数日で入れ替わります。
皮膚が4週間、筋肉が2か月、血液が4か月、肝臓や腎臓は1年で全て入れ替わっているといいます。
骨は幼児なら1年半、成長期で2年、成人なら2年半、70歳以上になると、そ
れでも3年で入れ替わるものだとか。w
東洋医学のバイブルともいえる文献「黄帝内経(こうていだいけい)」には、
「女性は7の倍数」・「男性は8の倍数」の年齢の時に節目を迎え、体に変化が訪れるという記述があります。
ピタゴラスを発祥とする数理数命学では、9年ごとに結果となり未来への基盤と
して定着するポイントがあって、体質の改善や不調の処置の時期的な要諦が述べ
られています。
入れ替わり再生するサイクルを踏まえて、傷んだ組織を回復させ、生きる機能を
高めるべく工夫して行きましょう。
血流の促進、人体の70%を占める水の振動伝達による内部細胞の活性化、退化
痕の再起動やダメージ残留痕の解除による神経伝達の再起動化、原始脳の活性化
など、まだまだ人体修復の手立てについては発見があることでしょう。w
老化は避けられず、やがては死ぬことも避けられない必然ですが、眠って癒し、
起きては活動して生を楽しみ、身体を造る食を大事にして健康(健体康心の略)
でありたいものですね。w
飲食を楽しみ、歓談して、良い気を得ることは大事なことです。
施設の父も食欲が普通に戻り、昨日は若狭から届いた鯖の浜焼きを届けました。
眠ってたのでヒーリングはしませんでしたが、内熱で赤くなってた顔も普通の色
に戻り、呼吸も脈も異状はなかったので大丈夫でしょう。w
運気律的には7月初旬が気掛かりですが、ケヤーを含めて油断なく接して行こう
と思います。
半夏生(はげっしょ)鯖といって、父の出身の福井では、半夏生に鯖の浜焼きを
夏バテ防止に食べる風習があるのですが、7月1日の半夏生はまだですけど、京
都のスーパーの鯖とはやっぱり味が違います。w
子供の頃は一人一本食べられたものですが、21日の今日は水曜会ですから、お出しすることにしましょう。
5月21日といえば、忘れてはならない(忘れるとコワイw)日で、実は結婚1
3回忌ちゃう、13周年記念日に当たります。(ワラ)
昨日は前夜祭?で取り寄せたジビエで祝い、明日は映画からのデートになりますが、
レース婚といってもレースにちなんだ祝いの品は思いつかず、食べられるフラワーケーキは食わせてもらえそうもないので、何処かしゃれた所で飲むことに
しましょう。w
そんなこんなで、今日の水曜会メニューは、以下の11品です。w
1.ホウレン草のお浸し、だし醤油絞り・削りカツオ散らし。
2.いづみ式オクラと長芋のハチミツ梅肉和え。
3.キャベツのコールスロー、ミニトマトを添えて。
4.もち豚のガーリックステーキ。
5.亀岡牛の肉豆腐。
6.白菜、エノキダケ、豆腐、豚ロース肉入り牡丹鍋。
7.いづみ式豚バラ肉、キクラゲ、ニラ炒め。
8.長茄子とシメジの麺つゆ・パルメザンチーズ炒め。
9.一日干シイタケとふっくら揚げの卓袱煮。
10.京壬生菜とうらら揚げの炊いたん。
11.若狭の鯖の浜焼き。