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雨水、曇天の水曜日

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2月19日の今日は二十四節季の「雨水」ですね。
古書によれば、陽気のために溶けた氷水が天の昇り、雨水となって下るという意味で、雁などの渡り鳥が北へ去り、
草木が芽を出し始める頃とされています。

獺祭魚(かわうそ、うおをまつり)とあり、魚を常食とする水獣が天の恩に報じて、
春の初めに獲った魚を神に供えるのだとか。(笑)

それでは私としても、魚を報じて、お・も・て・なし。(爆)

明日は私の誕生日と妻の美癒亭キッチンのお休みが重なったので、梅田でステーキを振舞ってくれるとか。^^
このところ、家人にしてもらうことが多くて、嬉しいけど、どーも気がすまないというか恐縮というか。(ワラ)

幸せは、還元しなくちゃ、徳を損ないますね。^^;
一隅を照らすで、縁に応じ分を尽くして、人に役立つようにしましょう。
本日お問い合わせの東京のMさん、気光パワーシールは症状に合わせた図示を入れて郵送しましたので、
着きましたらお気軽にお電話ください。^^

さて、旅の余韻を味わいつつ、水曜会の料理を用意しましたが、今日のメニューは、
以下の9品ぜよ。(笑)
そこそこ旨いがやき、こじゃんと食べとおせ。^0^

1.牡蠣・豆腐・マイタケ・牛蒡の白味噌合わせ柳川鍋。(龍温泉三陽荘の晩餐の復元アレンジ)
2.地中海レタス、アイちゃんトマト、ミディトマト、ラディッシュの胡麻ドレッシングサラダ。
3.いづみ式厚揚げのステーキ、九条ネギ・おかか乗せ。
4.焼きアジの三昧尽くし。(生アジの一本素焼き、開き干しアジ、アジの片身胡麻焼き)
5.サバの塩焼き。
6.旬の生ワカメの湯通し。
7.手羽先の照り焼き、エリンギのバターガーリック炒め、ターサイ・ウィンナー・豚肉の中華炒めの三種盛り合わせ。
8.手羽先の塩コショウ焼き、ロメインレタスの鶏ダシ炒めの2種盛り合わせ。
9.湯がきいんげんの胡麻醤油浸し。

土佐土産の芋焼酎、壺入りの「竜馬」と沖縄泡盛「龍(たつ)」を用意しました。
パセリの生けたのを辛子マヨネーズで摘まみつつ、龍彌の帰宅とご来客をお待ちしましょう。^^v
百田尚樹氏のボックスは読み終えてしまったので、夏川草介氏の神様のカルテ3でも読みつつ・・

福田 龍博

本日、庚申日、水曜会。

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6月18日の今日は、庚申日ですね。
日本三大庚申の一つ、八坂庚申堂では、こんにゃくの炊き出しが行われる縁日です。

八坂の塔のすぐ西にある京都のパワースポットの一つで、願い事を叶えるため、多くの人が参拝しますが、
ここで願い事を叶える秘訣は、欲を一つ我慢することで、余分な欲望を「くくり猿」に封印して祈念するのです。
欲望封印のために祈念される方も多いですね。

私らは「八坂の庚申さん」というか、「八坂庚申堂」と呼ぶのですが、正しくは「大黒山金剛寺庚申堂」と号
する天台宗の寺院です。
ここのご本尊の「庚申さん」の正体は、青面金剛(しょう めんこんごう)です。

平安時代からの風習である庚申待は、中国の民俗宗教である道教の伝説に基づくものです。

60日に必ず一度巡ってくる庚申日には、人間の頭と腹と足に潜む、三尸(さんし)の虫が夜、
寝ている間に天に登って天帝に日頃の行いを報告し、罪状によっては寿命が縮められたり、
その人の死後に地獄・餓鬼・畜生の三悪道に堕とされると言われていました。

そこで、三尸の虫が天に登れないようにするため、この夜は村中の人達が集まって神々を祀り、その後、
囲炉裏を囲んで寝ずに酒盛りなどをして夜を明かしたのだとか。

青面金剛はこの三尸の虫を喰ってしまうので、いつの頃からか、庚申待ちにはこ
の青面金剛を本尊として拝むようになり、庚申イコール青面金剛となったようで
す。

また、この日、睡眠をささげて、一晩一心に願い続ければ如何なる願いも叶うとされている
のですが、これも一つ欲望を絶ち、願い事へ強く意識を向ける陰陽の道理とも言
えますね。

平安時代、当初は公家や僧侶が庚申待ちを行っており、すごろくや詩歌管弦を楽しんでたようですね。
清少納言の枕草子にも、庚申待の話が載ってました。

江戸時代に入ると、民間にも広がりましたが、「年に六度の庚申を知らずして、二世の大願は成就せぬ」
といわれ、庚申待をしなければ幸せになれないという戒めがあり、人々は幸せを願い庚申待を続けていた
ようですね。

庚申待では、とにかくこの夜は眠らず徹夜で過ごさねばならないため、顔に墨を塗ったり、太鼓をたたいたり、
胡椒をかけたりとかして、夜を明かしたそうです。^^;
鎌倉から戦国時代にかけても、籠城中の兵士たちも庚申待を行っており、カフェインの入っているお茶を飲み、
眠らないように努めたとか。

庚申信仰は今は昔で、廃れたようですが、親睦会などに名前を変えて今でも庚申待を行っている地方もある
そうですね。

折しも、今夜は水曜会ですが、夜を明かして飲み続け、語り明かすことはしませんので念のため。(笑)

こんにゃく炊きのご接待の代わりに、中華冷麺風のこんにゃく料理はお出ししましょう。^^
庚申さんの大黒山にちなんで、大黒本シメジがありますので、ホイル焼きにして
ポン酢を掛けました。

胡椒は、料理にかけることにしましょう。(笑)
鶏の胸肉を塩・胡椒・羅漢果(糖分0の砂糖代わり)白ワインに漬けましたので、
パサつかず、良い舌触りになってます。^^

今夜もメニューは、次の

1.サニーレタス、新玉ネギのスライス、プチトマトのサラダ。
2.月のうさぎの中華冷麺風こんにゃく、玉ネギのスライスとカニカマを添えてポン酢で。
3.鶏の胸肉、青梗菜、舞茸の塩コショウ・バルサミコ酢炒め。
4.青面金剛ならぬホウレンソウのお浸し、醤油絞り糸カツオ節乗せ。
5.白菜の一夜漬け。
6.鮭と鯖の振り塩焼き。
7.鶏ミンチのセロリ・玉ネギつくねバーグ、青紫蘇包み。
8.茄子のかば焼き、ローストチキンだれ、ミディアムトマト添え。
9.豚ロース、セロリ、キャベツのガーリック・トマト・塩胡椒・ワイン炒め煮。
10.大黒本シメジのホイル焼き。
11.キュウリの塩・昆布だし漬け。

この11のキュウリさんは、このままツマミにしてもいいのですが、芋焼酎をロックにして、これを浮かべ、
飲みつつ、かじり、また飲むのも乙なものですよ。^^
夏の邪気祓いにお勧めです。^^v

親子、男の二人旅。その2.

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温泉を楽しんでから浴衣に着替えて、午後7時から夕食です。
1.土佐、龍温泉、三陽荘の晩餐は13品の会席でした。
先ずは純米の地酒、二合とっくりを注文して乾杯です。
燗か冷かを聞かれて、龍彌は「冷で。」と即答。うん。良く分かってる。^^
流石、我が子だけはある。(笑)

鯛と海老のしんじょ、牡蠣とゴボウの柳川味噌鍋など、どれも京風の味付けで美味でした。
ブリ、マグロ、モンコウイカの造りも漁港が近くにあるので新鮮で、プリプリです。

当然のこと、とっくりはお代わりし、持ち込んだ芋焼酎「大魔王」もロックでいただきます。
2.出されてきたフォアグラと大根のステーキ。
フォアグラ食べるのも数年ぶりですが、良い味付けで大満足でした。

部屋へ戻ってから、語り合いつつ一服し、近所の酒屋で仕入れておいた地の酒を楽しみました。
3.純米大吟醸の「酔鯨」と金時芋焼酎の「よさこい」です。
「酔鯨」は土佐藩城主の山内容堂、酔鯨公にちなむものでしょう。
端麗辛口で切れ味のよい美酒です。
「よさこい」は栗の甘みに負けない金時芋から作られた、ふくよかな風味の焼酎でした。

よく語り、よく飲んだ後、龍彌は11時35分、うつぶせのまま沈没。(笑)
私は百田尚樹の小説「ボックス」の下巻を読みつつ、もう少し飲みましたが。良い酒は、朝になっても名残、タタリなく、爽やかな目覚めでした。

良い酒は、朝になっても名残、タタリなく、爽やかな目覚めでした。

4.朝風呂を楽しんでから9品目の朝食。
あさりの味噌汁がたっぷりあって、どれも塩分控えめで健康によさげです。

宿を出てから、近くの青龍寺(しょうりゅうじ)に参拝です。
5.半端ない石段を126m上がって、波切不動明王に会いに行きます。
大師堂と薬師堂もありましたが、不動堂と同じく中には入れませんでした。^^;
護身法を切って三礼し、それぞれ真言を奏上しました。
唱えれば、風で答える、仏かな。^^

高速に乗る前に、西ノ宮八幡宮にある天然記念物、「蓮池の樟」に会いに行きました。
これも龍彌のスマホでの検索です。
6.これがそのクスノキです。
樹高は39m、目通り幹囲は8.5m、推定樹齢750年だそうです。
大きさを対比するため、私と一緒に移しましたが、赤いちゃんちゃんこならぬ、
赤のカーディガンを着てると、モンキーのようです。(自爆)

人力車の仕事で、龍彌は写真を撮ってあげるのが慣れてるそうです。
7.負けじと私も、梢を見上げる龍彌を写しました。
壬生狼の狂猿と呼ばれる彼は、申年のせいだけではなく、よりモンキーです。(笑)
ヤンキーでなくて良かった?(爆)

帰りの道中、53番目の3kmある神戸のトンネルで、事故のため渋滞発生。^^;
1時間45分トンネルの中に居ましたが、楽しい会話に明け暮れ退屈はなかったです。
ここでもスマホが活躍し、ツイッターからの情報で、トレーラーとトラックなどが脇見運転のため3台玉突き衝突したことが判明。
何時に帰宅できるやら?と危ぶんだものの、午後6時45分には無事たどり着きました。^^

ステーキとタラ・牡蠣・豆腐・シメジ・水菜のキムチチゲ鍋を作ってやり、私は土産の壺入り芋焼酎「竜馬」で一杯。
彼はそれからジムに練習に出かけました。
翌日の今日は、人力車の朝食会があるので泊まると言ってましたが、練習を終え、
母親の家に戻ったらバタンキューだったそうで。(笑)
今晩、練習後泊まりに来るので、あらためて礼を言わねばです。

親子二人の男旅は、良いもんですね。
「年一は行きたいね」と言ってたので、またこれからの楽しみができました。
今度は全額私が出して、見知らぬ日本を再発見したいものです。

明後日が誕生日、ついに年月共に還暦の日を迎えますが、最高のプレゼントでした。
今日があることに、多くの人に感謝です。
人生とは意識時間であり、思い出作り。
これからも良い思い出を作り出して行きたいものですね。^^

福田 龍博

親子、男の二人旅。その1

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今月は私の誕生月ということで、龍彌が祝いに二人で一泊の旅行をプレゼントしてくれました。^^

全ての企画は彼に任せましたが、連れて行ってくれたのは、高知の「土佐 龍温泉」です。
二頭の龍が憩うには、所縁ありげな響きですね。(笑)
四国八十八箇所巡りの第三十六番札所、青龍寺(しょうりゅうじ)のすぐ近くにあります。

日曜、京都はマラソンであちこち交通規制がありましたが、京都からの出は空いています。
行きも帰りも運転は龍彌がしてくれました。
明石海峡大橋を渡り淡路島へ、島から大鳴門橋を渡って香川をめざします。

1.この明石海峡大橋は、全長3911mの世界最長の吊り橋です。
高さは海面上298.3mであり、国内では東京スカイツリー、東京タワー、あべのハルカスに次ぎ、
横浜ランドマークタワーを超える高さの構造物とか。
日本の技術は凄い、すごい。
着工から完成までの施工における事故死者はゼロだったそうです。

2.淡路島パーキングではニシ貝のクシ焼きが美味かったです。
休憩に手足を伸ばそうと言ったら、まんまポーズする龍彌でした。(笑)

香川で一度高速を降り、龍彌の総合格闘技の師匠、ウエタユウ氏のご実家を目指します。
彼がぜひご挨拶に伺いたいと京都の漬物を土産に届けたのですが、突然の訪問にも関わらず、
名物の讃岐うどんとおでんをご馳走になりました。
京都へ来られる際には、ぜひご連絡いただきたいものです。

再び高速に乗って、南国土佐を目指します。
トンネルを抜けると、トンネルだった。頭の中が白黒になった。(笑)
トンネルを抜ける度に、路肩や山の一部に二日前の雪が積もり残っていました。
京都から数えると目的地までのトンネルの数は54でしたが、そのほとんど40越えが香川・高知間でしたよ。

この高速道路の開通ですごく交通の便は良くなったことでしょう。
これだけの山をくり貫き、橋を架けて通すのはどれだけの年月が要ったことでしょうね。
これも優れた日本の技術です。

龍彌いわく、「こんだけオニ長いトンネル通したら、山の神さんタタラへんやろか?
ボクがオッコトヌシやったら、ガチタタルし。」(笑)

風景、見晴らしは優れたものではありませんが^^;、車中は龍彌お好みのレゲーや
ジャズアレンジのジプリソングなどを流しつつ、ほとんど黙ることなくおしゃべり続き。(笑)
まる二日間、これだけ長く親子で語り合ったことはなかったかも。

それにしてもスマホは便利なものですね。
ナビと連動させ、情報収集が容易にできる上に、CDなく同時に音楽も聞ける。
初めての道にも迷うことなく、龍温泉、三陽荘に到着。

3.部屋から見下ろす竜の宮海水浴場は、綺麗な白砂に遠浅の浜でした。
南国(なんこく)をイメージしてか、ヤシやソテツの植樹があちこちにあります。
夏は多分、相当人気があって混むことでしょう。

無料の足湯もあるこの宿、四国八十八か所巡りのお遍路さんや、願掛けにわざわざ訪れるお客様もあるようです。
4.玄関から奥まったところに、その「一願成就の黄金大師」さまが祀られています。
龍彌の自己実現を祈念しました。

5.灯篭のある日本庭園の露天風呂です。
龍温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウムなどの塩化物温泉(高張性・中性・高温泉)。
源泉の温度は気温10度で42.5度。
茶色に濁った、有馬の湯に似た濃厚な温泉で、即効、温まって汗が出ました。

一般適応症は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、 くじき、
慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病。
私と龍彌の膝にも効きそうです。

のんびりした時間を語りながら過ごし、夜は飲食も楽しみです。


福田 龍博

暮れ早く、一日速し、水曜会

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今日は最高気温28℃、最低気温18℃で涼しい一日でした。
日毎に秋めいてゆくようですね。

それに付随して、日の暮れが早くなり、一日が早く過ぎ去るように感じます。
今日は空亡日にて、勉強か原稿を進めようとしたのですが、どうも不完全燃焼。
^^;
庭木を切り、本を一冊読んだだけで、夕暮れを迎えました。。

予約が入って人と対応してる方が、充実感あっていいなぁ。
などと、虫の音を聴きつつ、しみじみとしています。
夜は、ご来客と快く盛り上がりたいものです。^^

ところで龍彌はプロ修斗世界ランキング7位に認定されたのですが、急遽、試合
が東京で決まったそうで、3週間で9kg減量せねば。^^;
相手はレスリングエリート出身で、総合格闘技プロになってから8戦全勝。
それは良いのですが、普通2か月かけて調整するのに、ボクの意向は全く無視さ
れてとおカンムリです。w
席も安いのはもう無く、7000円からだそうで、応援に来てくれる人たちに申
し訳ないとイカリ悶々。^^;
決めればヤルしかないので、精進を期待しましょう。

さて、料理は仕上がり、12品が用意できました。
彼の分も食べてってください。(笑)

1.ズッキーニ、青梗菜、エリンギ、ニンジンのオリエンタルソース炒め。
2.ローストポーク、水菜、プチトマト添え、ポン酢ソース掛け。
3.チーズインミルフィーユとんかつ、レタス添え。
4.鶏胸肉とセロリの照り焼きソースソテー。
5.すりおろしレンコンとスィートコーンの岩石揚げ。
6.湯通しシャキシャキポテトのオープンオムレツ、ケチャップ掛け。
7.合挽きミンチ・粉チーズ入りグリーンオリーブのフリッタ。
8.ヒジキと刻み揚げ、シメジのあっさり炊き。
9.アサリ身の生姜煮。
10.豆・おからバーグと鶏ミンチ・ヒジキバーグ。
11.茹でモヤシと豚肩ロースのしゃぶしゃぶ、2種ポン酢タレ掛け。
12.鶏胸肉のカレー風味香味から揚げとおまけのカリカリ皮揚げ。

花灯路の最中、京冷えの今日は水曜会

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14日で宿曜陵逼が終わり、明日で7日からの八専期間が終わります。
明日は癸亥の日で、干支に水・水の同気重なる日。
同気が重なるときは、吉凶共に極端に走りやすいので自律が大事です。

八専の間には雨が降るといいますが、昨日の雨も終わって今日は快晴。
ですが今日の風はめっぽう冷たく、気温が低いですね。^^;
京都は最高気温4℃、最低気温0度で、今朝の嵐山は青空ながらも風花を見ました。
資源ゴミを捨てに歩く路上、ちらり、はらりと舞う雪片は風情はありますが・・・寒いわ。w

21日までは花灯路が催されていますので、夕刻からの嵐山は人で溢れますが、
今日はさぞかし冷えることでしょう。
龍彌ともども人力車の諸君も風を引かないように。(念)

こんな日はやっぱり鍋が温まりますね。^^
近江蕪と厚揚げで、和風の味噌鍋でも作ることにしましょう。

人の体は適度に温められると、それぞれの機能が十分に発揮されます。
鍋料理は体を温めるとともに、消化の良い具材をバランスよく摂ることによって体力を回復させる効果も
ありますからね。^^

22日の冬至を目指して日は早く暮れ、陰気はますます盛んとなって行きます。
冬は根菜が気を養いますが、地中の食材をしっかり摂って、陰極まって陽となり
ましょう。

冬に腎は縮こまりますから、でんぷん・糖質は控えめがよろしいでしょう。
土剋水の理で、甘みは土気で、水気の腎を剋する所以です。
水気を生み出す金気に属するネギや、白い根菜である大根や蕪などは冬の薬膳と
しても効果的でしょう。

さて、今夜の水曜会の準備は早々に調いました。^^v
温まりに来てください。
今夜のメニューは以下の11品です。

1.近江蕪と厚揚げの味噌煮込み鍋。
2.豚バラ肉と緑豆もやし、ニラ炒め。
3.フキの山椒炊き。
4.雪虎(京揚げの炙り焼き、九条ネギ、大根おろし醤油掛け)。
5.風呂吹き大根のチーズステーキ。
6.鶏腿肉のアヤム・ゴレン・サオリクチャップ、サニーレタスを添えて。
7.アボカドの削り節醤油、チーズ焼き。
8.ホウレンソウのお浸し、醤油絞り。
9.紫キャベツとスイートコーンのワインビネガー・コールスロー。
10.一茹で紫キャベツのピクルス。
11.湯がきニンジンと切り干し大根の胡麻・麺つゆ・酢和え。

青蓮院青龍殿にて

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美癒亭キッチンの近く、知恩院の隣に青蓮院門跡があります。
10月8日から12月23日まで、青蓮院の飛地境内、青龍殿で、秋の特別拝観
が開かれています。
青龍殿は、東山の山頂、将軍塚にありますが、国宝青不動画像が開帳され、夜は
ライトアップされているのです。

昨日、9日に映画を観た後、参拝して来ました。

1.高野山の赤不動、三井寺の黄不動と並んで、日本三大不動とされる青不動。
平安時代から秘仏として、青龍殿に代々受け継がれてきたものです。
青蓮院のご本尊の熾盛光(しじょうこう)如来は、光そのものですが、その化身
の青不動明王も炎の光を背負っておられ、この寺院は光との関係が大変深いので
す。

10月24日から12月23日まで、青蓮院でも秋の特別拝観、ライトアップが
ありますが、これも荘厳なものです。
闇に浮かんでは消える紅葉の木々、光の中で雄大な力を感じる天然記念物の大ク
スノキ5本、青く光る静清な竹林、一面の苔庭の海に浮かぶ光の星。
青蓮院の願いは、参拝者お一人お一人の光がご本尊の功力によって、夜空に光の
たばとなって駆け上がり、世の中を明るく照らしていただきたいとのことです。

将軍塚は、いわば京都の発祥となった場所です。
和気清麻呂が桓武天皇をこの山上にお誘いし、京都盆地を見下ろしながら、都の
場所にふさわしい旨進言しました。
天皇はその勧めに従って延暦十三年(794年)、長岡京から平安建都に着手され
ました。
天皇は、都の鎮護のために、高さ2.5メートル程の将軍の像を土で作り、鎧甲を着せ鉄の弓矢を持たせ、太刀を帯させ、塚に埋めるよう命じられました。
これが、この地を「将軍塚」と呼ぶ由来です。

青蓮院から歩けば、3,40分掛かるでしょうが、シャトルバスが30分ごとに
出てるので便利でした。

2.今は昔で像は残っていませんが、直径20mの塚は当時のままに残っています。
3.展望台から見る将軍塚と青龍殿。
4.暮れてゆく京都を見おろす展望台にて。
5.青龍殿の展望舞台から見る暮れなずみ灯り出す京都の街並み。
6.ライトアップされた青龍殿の庭園にて。
7.ライトアップされた石庭と妻。(ワラ)

11月に入って、紅葉の景色はより美しいことでしょう。
将軍塚は、地元の人やタクシーの運転手さんしか知らない京都観光の穴場的なスポット。
多くの人に、知ってほしい場所の一つです。

黒谷、金戒光明寺、夜間参拝

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昨夜は、くろ谷さん、正しくは金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)に行ってき
ました。

京都では「くろ谷さん」と呼んでいますが、浄土宗の大本山で、法然上人が比叡
山の黒谷を下り、草庵を結んだのがこの浄土宗最初の寺院のはじまり。

幕末、京都守護職会津藩松平容保公が、一千名の藩士を率いて本陣にもなったと
ころで、私の好きな新撰組が生まれたところでもあります。

今年は初めて、金戒光明寺の夜間参拝が開催されています。
11月15日(土)〜11月30日(日)17:30〜20:30まで。

あまり知られていないのか?参拝客はそれほど多くなかったですよ。
比較的近くにある永観堂のライトアップは、混雑で入場制限があるくらいですが。

御影堂の中は撮影禁止ですが、右脇壇にある古来から日本三大文殊の一つとされ
る運慶作の「中山文殊」が美しく見事です。
また、左脇壇には今から千二百余年前、遣唐使吉備真備の難を救った吉備観音
(重要文化財)のお姿があります。

寺宝の山越阿弥陀三尊図屏風も開帳されていて、阿弥陀如来と縁を結び深める鉦
も撞かせてもらいました。
これで極楽往生間違いなし?(ワラ)

大方丈から虎の屏風のある会津藩本陣を通って、庭園「紫雲の庭」を巡っての夜
間参拝。
冷えゆく秋の夜を一人過ごすより、たまにはこうして、夜の行楽に出かけるのも
良いもんですね。^^

1.黒谷だぁ!的な、荘重な山門が夜の闇に浮かび上がっていました。
2.山門を通って、裏から見る山門と浮かび上がる紅葉。
3.紅葉の夜景を背に、着物姿の連れ合い。
4.除夜の鐘が撞かれる鐘つき堂を背に、帽子・コートで防寒姿の私。w
5.紅葉の参道を背にもう一枚。
6.黒谷の紅葉は、今からたけなわで、山門を彩っています。

風雨終わりて五山の送り火

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今日は8月16日だというのに、京都では1時間に80mmという雨が降りまし
た。

それでも5時40分時点で、五山の送り火の準備は進められ、6時半には雨も収
まって、大文字は予定通り8時に点火されました。

1.家の門前にて、ささやかなる送り火で、御精霊(おしょらい)さんを送りま
した。

2.家から嵐山東公園の堤へ出ると、赤々と大文字が燃えていました。
私のデジカメでは、これが限界で、美しく写ってはいませんが。^^;

家へ戻って、小仏壇前で阿弥陀経を先祖に捧げた後、ゆっくり飲むとしましょう。
^^

母と祖母への回向、存命の父の供養(ケヤーか?笑)、風水を観る仕事も良い出来
で喜んでもらい、充実した1日と仏縁に乾杯です。^0^

原稿少し捗り、水曜日。

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4月16日(水)、遠く日光二荒山では旧暦に則り弥生祭りが行われてるとか。
京都は春曇りにて、風もなくのどかな一日です。

4月の気の講座を終えたので、今日は5月の案内のアップをしました。
ホントは3月の気の講座の内容は一部、著作に回したかったのですが、中折れ、挫折。(ワラ)
自分が1時間余りしゃべったのを思い出しては文字にするのは、なんという手間でしょう。。

マズローの5段階の人間の欲求、生理的欲求、安全・安定の欲求、社会的欲求の
上に、人ならではの他人の承認を必要としない自尊の欲求があり、その上でこう
いう人間になりたい、これを成し遂げたいという自己実現の欲求がある。
トランスパーソナル心理学では、それから自己超越の欲求があると説きますが。

日常意識の中では、意識が全てと思われていますが、それは95%以上の無意識
が支配していて、例えば所見で好悪の判断が起こるのも、今まで無意識に蓄えた
巨大なデータバンクからの情報が意識に上がってくるからです。
ユングは潜在意識のさらに下層には人間が全て共有する集合的無意識があると説
きますが、意識の共時性、物事が新発見されるときの多発性などがそうであると
いいます。

大乗仏教では、意識と五識(=五感)の六識の下に第七識の末那識があって、こ
れが無意識で寝ている間も自己に執着すると言います。
これらはその下にあり、心の全てを支配し識に現す阿頼耶識が根本であると説き
ます。

意識から無意識に深く情報をインプットしたり、潜在意識の奥深くから意識へ情
報をアウトプットするのは、脳波がアルファ波を出している状態で起きます。
日常意識では脳波は13〜40ヘルツのベータ波ですが、アルファ波は7〜13
ヘルツの脳波で、主に後頭葉から発生します。
もし全頭からでれば、完全痴呆状態ですけどね。(笑)
そう、アルファ波は余計な脳の部分を休め、右脳など使う部分をフルに使える状
態になるのです。
コンピュータでも、幾つものコマンドを同時多発させずに、1コマンドに集中させればフルに
働く道理ですね。

アルファ波といっても3つの段階があって、まどろみのうとうと状態はスローアルファで7〜9ヘルツ。
これより低いと浅い眠りのスィータ波になります。
計算などに没頭集中しているときの脳波はファストアルファで11〜13ヘルツ。
この中間のミッドアルファ(9〜11Hz)が、意識は鮮明にして超集中し、右
脳が全開になる脳波です。
朱子語録の精神一到、何事か成らざらんというのはこの脳波のことでしょう。

脳内にセロトニンが多く分泌するとアルファ波が出ることが証明されていますが、
セロトニンは、筋肉の収縮と弛緩を周期的に繰り返すことで分泌しやすくなりま
す。
リラックスした正しい姿勢(脳が働きやすい姿勢)で、腹式呼吸を繰り返し、集
中すること、つまり瞑想が効果的な所以です。

事実、最近の実験によって、座禅直前の尿中からのセロトニンが1ml中平均数
値134ナノグラムだったのに対して、座禅30分後のセロトニン数値は203ナノグラムになっていたことが報告されています。

日常生活から眠りに就くとき、脳波はベータ波からスィータ波になる前にアルファの領域を通過します。
だったら、こうなりたいとか物事が成就していることを眠りに就くとき強くイメー
ジに浮かべ、もうそうであるようにそのシーンを味わい、夢に見るようにして眠
ると良いでしょう。
気功の抜長法を用いて、身体をリラックスしてから行えば、より効果的ですね。
^^

今日は、ギャラクシーエージェンシーから担当者が来てくれたので、図表を手渡して、
こうした話を録音してもらいました。
座談や講話では、例を多く入れたり、話を少し戻して関連性や要点を強調したりとなりますが、
文字にするのはより簡単明瞭で、必要最小限の説明や例示になりますので、まとめが肝要です。
30分ほどお話して、それを文字化してくれたら捗りますね。^^
それでも先は長く、まだまだ掛かりますが。^^;

そんなこんなで日が暮れて、さて本日は水曜会。^^
今日のメニューは、以下の11品です。
オフレコでいいですから、歓談しましょう。(笑)

1.先ずは野菜からと呪をかけられて、サニーレタスとプチトマトのサラダ。いづみ式玉ネギドレッシングで。
2.ポークロースステーキ、キウイ・蜂蜜・醤油ソース。
3.珍しく入手したキンキの一夜干し焼き。
4.大葉としめ鯖。
5.手羽元、ニンニクと干したシイタケ・シメジ・エリンギの酢・バルサミコ酢・羅漢果・ワイン・醤油煮込みしぐれ。
6.スルメイカと小松菜、キムチのレモン風味炒め。
7.牛肉とブナピー、エノキの醤油・ウスター&トンカツソース、赤ワインの時雨煮、ネギ散らし。
8.湯がいたヤマナメタケとオクラのポン酢和え。
9.九条ネギのすり胡麻・酢・カラシ・羅漢果・白味噌和えのヌタてっぱい。
10.ほぐし焼きサバのマヨネーズ和え。
11.カボチャの牛肉風味焼き。